知的障がい者が知りたいことを保障する社会づくり

 16, 2016 05:00
 知的障がい者には、必要な情報が十分届いていない。
 それが情報社会で生きる知的障がい者の生きにくさである。
 わからないのだから、そのままでいいとされていることが多過ぎる。
 それを本人たちは訴えるすべがない。
 本人たちの可能性を広げる手立てとして、わかりやすい情報提供のあり方を追求する必要がある。



【引用始め】

http://synodos.jp/welfare/14700
2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学

今後の展望――誰にでもわかる情報提供を目指して 

 また、2020年開催予定の東京オリンピックでは多くの外国人の方も来日されることでしょう。
 公共性の高い情報が視覚的・文章的な双方において誰にでもわかりやすいかたちで提供されることは多くの意義が認められるのではないでしょうか。

 情報化社会の進展につれ、今後の社会における情報提供のあり方も変化していくものと思われます。
 災害時等の生存にかかわる情報伝達など、緊急性や公共性の高い情報が誰にでもわかりやすく伝わる必要があることは言うまでもありません。

 しかしそれだけでなく、生活全般において自分たちにとってわかりやすいものがあることや、一人一人の人生において重要な意味を持つ情報がわかりやすく伝えられることは、知的障害のある人の自立や自己決定のあり方自体に変容を促すものとなりえます。

 一人一人が知りたいことを知ること、選択肢を理解し自分のことを決めること、知識や経験の幅を増やすこと。
 障害のない私たちにとって当たり前のことを、知的障害のある人々にとっても当たり前に保障していくべきではないでしょうか。
 わかりやすい情報提供はそれらに資するものであり、そして誰もが暮らしやすい社会を作るために社会全体で共有し促進していくべきものです。

(つづく)

【引用終わり】



 知的障がい者にとって、生きやすい世の中にするには、わかりやすさが求められる。
 それが進むことによって、活躍する場も広がる。
 生活も充実したものになる。
 やりたいことも増え、可能性が拡大する。
 知的障がい者が暮らしやすいということは、一般の人たちもより暮らしやすくなるはずだ。

 (ケー)
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