スウェーデンのLL-book

 10, 2016 05:00
 知的障がい者は、社会生活を送る上でさまざまな困難の中にいる。
 特に、言語のやりとりがうまくいかない。
 言語理解にハンディがある。
 こうした事に対する配慮が欠けている。
 スウェーデンにおいては、以前より知的障がい者が理解しやすい本づくりに熱心だという。
 以下、打浪文子氏の論稿より引用する。



【引用始め】

http://synodos.jp/welfare/14700
2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学

知的障害者に対する情報提供の現状 

諸外国には知的障害者に対する情報提供の実践があります。
 例えば福祉先進国と言われるスウェーデンでは、1960年代後半から、司書や障害者団体によって本を読むことが難しい人々が読めて理解できる文学が必要であることが主張され、「LLブック」(やさしく読める本)の作成が始まりました。(注1)

(注1)原語(スウェーデン語)ではLL-bokと称されます。
 LLは「読みやすい」ことを意味する単語であるLättlästの略です。
 日本国内でも「LLブック」と称される本もあります。
 なおLLは英語圏ではeasy-to-read,plain text,accessible writingなどと表現されます。

 さらに、知的障害者や言語的困難を抱える人々の読書活動が推進されており、読みやすさに配慮された『8SIDOR』という代表的な新聞及びウェブサイトもあります(注2)。

(注2) 「8SIDOR」は現在では知的障害や発達障害のある読者だけでなく、移民などの言語的な困難を有する人々も読者となっています。

(つづく)

【引用終わり】



 知的障がい者が理解しやすい本をまず集めて、利用しやすい拠点をつくることだ。
 今の時代は、ネットでつくれるだろう。
 また、わかりやすい本づくりを共同でつくることもネットを利用すればできる。
 こうしたことをやり始めている人はいそうだが。

 (ケー)
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