至急便のためドタバタ劇

 11, 2016 05:00
 東日本大震災から5年がたった。
 発災当初の山形市内の状況について、本ブログに記述した今までの内容を再録している。

 あの大震災によって、今まで順調にいっていた社会システムがうまくいかなくなった。
 特に、流通に支障をきたした。
 それでも、みんな協力してなんとかしようと努力していた。
 その誠実さは大したものである。
   


【引用はじめ】

♯地震発生から16日目=かろうじて速達便だより

March 26, 2011 07:42

 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から16日目(3月26日、土曜日)。
 また、大震災発生から16日目の新しい朝を迎えた。

ゴミ集積所

 山形市内は今朝も雪だ。それも湿った雪が降り続いている。
 燃えるゴミ袋を片手に持ち、ビニール傘をさして、ゴミ集積所まで行く。
 一輪車を押してゴミを運んできた老人がいる。
 今まで見たことのない人だ。
 ゴミはいつもだと山なりにいくつも重なっているのだが、数個ばらばらと置かれているだけ。
 今のこの状況だと、ゴミの量も減っているのだろうか。
 みんな節約に努めているのが、こんなところにも表れているのだろうか。
 津波被害にあったがれきの山になっているテレビ映像が思い浮かぶ。

至急便のためドタバタ劇

 昨夜はドタバタすることがあった。
 突然、県内にいる人の所に急ぎの資料を送ってくれないかとの依頼。
 電話で依頼してきた相手は、私に渡した資料が本来は別の人に渡すべき資料だったというのだ。
 相手方がすごく急いでいてとにかく頼むと言われてしまった。
 今の状況で、至急便といっても届くかどうかわからない。
 依頼する方は、今だともう宅急便で翌日に届いたというのだ。
 断ることもできず、安請け合いしてしまった。

 しかし、そこからが簡単でなかった。
 いつも使っているコンビニまで車で行った。
 しかし、午後7時半というのにひっそりとしまっている。
 なんだ今でもこんなに早く閉店してしまうのだとあらためてわかった。
 それじゃ、別のコンビニへとガソリンもったいないと思いながら、行ってみた。
 電気がついている。
 車も数台駐まっている。
 コンビニに入ってびっくり。棚には商品が並んでない。おにぎりが少し残ってる。弁当が置いてある棚はからっぽ。
 えーこんななのかとつい思ってしまった。
 店内も照明が暗い。客も2〜3人。商品がない店というのは活気がない。商品棚の三分の二がからっぽ。
 そして、肝心の資料を送ろうと店員に聞くと、メール便は今扱ってないと言う。宅急便の集荷基地だと扱っているかもしれないというのだ。
 もう、困ってしまった。
 あとは郵送しかない。
 郵便を扱う本局まで車を走らせる。
 そこで、普通郵便ではいつ着くかわからないと思ったので、速達でお願いすることにした。
 担当者に聞くと、明日まで届けるのは無理と言われる。
 明後日と言われてもこの状況なのでその保障もないというのだ。
 頼るのはこれしかない。
 速達郵便で送った。郵送料、510円なり。
 結局、車で走り回ること30分。10キロは走った。
 今どき、ガソリンを無駄にしたくなかったのだが、ずいぶん消費してしまったという思いだった。

 こんな状況が長く続くわけがない。みんな必死で復旧に取り組んでいる。
 但し、時間がまだまだかかるのは確かだが。
 だからこそ、「明けない夜はない」。
 (ケー)
 
【引用終わり】



 コンビニの品物が各店舗に十分届かない。
 ガソリンも不足している。
 メール便も指定通りに届くのは保障できない。
 大災害によって、今まで一糸乱れず動いていた分業が滞った。
 みんなの協力なくして、社会はうまく動かないことがわかる。
 私たちはそれに頼って生活しているのだ。
 あの震災は、それを一瞬にして壊した。
 その回復に、被災地では多くの努力がなされている。
 5年の歳月がかなりの復興を成し遂げているようだが。しかし、まだまだの所も多いと聞く。

(ケー)
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