ガソリン不足・物不足続く

 04, 2016 05:00
 東日本大震災から5年がたった。
 発災当初の山形市内の状況について、本ブログに記述した今までの内容を再録している。

 大震災から13日目の山形市内、ガソリン不足、食料品不足になっている。
 並んで物を購入することが当たり前になっている。
 ソ連崩壊後、ロシア国民も物を購入するのに長蛇の列が続いたとの話をよく聞いた。
 需給バランスが崩れるとあっという間に経済に影響が出る。
 ガソリンなどの供給がうまくいかない。
 3月のまだ寒い時期だった。
 値もあっという間に上がった。
 以下、ガソリン不足の様子だ。
  


【引用はじめ】

♯地震発生から13日目=ようやっとガソリン詰めた

March 22, 2011 9:42

 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から13日目(3月23日、水曜日)。
 また、新しい朝を迎えた。

2時間半待ってなんとかガソリン購入

 車には湿った雪が凍ってべったりはりついている。
 フロントガラスのワイパーも凍ってべったりはりつき、とかさないと動かない状態になっている。
 エンジンかけっぱなにして暖気運転するなんてとんでもない。
 このガソリン不足の状況で、ようやく入れてもらったガソリンを無駄にしたくない。
 女房が昨日早朝より並んで、ガソリンを詰めるのに2時間半待ってなんとか入れることができたのである。
 甥っ子の話だと、10時間並んで10リッターしか入れられなかったと聞いていたので、2時間半程度だったらよしとしなければ。
 整理券をもらわないと、入れることができなかった。
 割り込んでくる車もあったらしく最後尾がずっと後ろでとまどっていたらしい。
 ガソリンは3千円こっきりまで。
 今までだと3千円も入れれば、軽自動車は満タンになった。
 ところが、あっという間にガソリンの値段が156円なっている。
 17リットルしか入れることができない。
 通勤でどこにもよらず、山形県手をつなぐ育成会事務局と自宅を往復するだけで1週間以上もたせなければならない。
 今日早朝から、また女房はもう一台の車にガソリンを詰めるために並んでいる。

スーパーにはパン見当たらない

 スーパーもまだまだ物が十分に入ってきてない。
 女房の話だと、開店直後に行っても、パンの棚にはほとんどパンが置いてない。
 牛乳、ヨーグルト、卵なんか、一人一個の限定販売。
 ふだん開店前に並ぶなんて考えられないスーパーでも何十人か並んでいたというのだ。

【引用終わり】



 人は物を求めて並ぶ。
 欲しい物を求めて。
 特に、必需品に対して。それはみんなが必要とするものだから。
 地震や津波は、今までの生活を破壊した。
 微妙なバランスで動いていた経済活動を狂わせた。
 高度に発達した経済というのはもろい。
 自然現象によって、今まで築いたものがあっという間に崩された。
 当たり前が当たり前でなかった。
 当たり前に思っていたことは、その前提に平安があったということだ。
 平安というのは、簡単に壊されるものだ。
 平安は壊されると前提にした対策というが、それをどの程度までしておくべきか。
 この5年間、様々模索している。

(ケー)
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