個人攻撃の罠にはまったリーダー

 01, 2016 05:00
 東日本大震災から5年がたった。
 発災当初の山形市内の状況について、本ブログに記述した今までの内容を再録している。

 あの当時、菅直人首相のふるまいが冷静でないことに危惧の念を抱いていた。
 大変な事態に冷静でいろと言われても、首相とはいえ人の子。
 支える人たちも、みな右往左往だったのか。
 肝心な時に、人材を得ていなかった不幸を思う。
 それもそうした人たちを選んだ日本という国の問題か。
 個人攻撃によって、問題は解決するはずがない。
 日本の危機を救ったのは、結局現場にいた人たちの必死の努力だった。
  


【引用はじめ】

♯地震発生から11日目=本日雨模様あいかわらず寒い

March 21, 2011 10:52

 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震から10日目(3月20日、日曜日)。
 また、新しい朝を迎えた。

菅総理にエール

 ただ、日本のリーダーたる首相には失望してしまう。
 みんなで力を合わせてこの国難を乗り切ろうといった強力なメッセージが伝わってこない。
 首相の言葉として次のような報道が目立つ。
 「東日本が潰れることも想定しなければならない」
 「(現場から)撤退すれば東電は百パーセント潰れる。覚悟を決めてください」
 「東電のばか野郎が!」と官邸職員を前にして、怒鳴り散らす姿も見られたというのだ。
 もっとも冷静であるべきリーダーが個人攻撃の罠にはまり、当事者としての責任をはたしているのか疑問に思ってしまう。
 今までの野党精神が身についていて、相手の弱点を攻撃することには長けている。
 しかし、一国の首相として、この国難になんとしてでも立ち向い、復旧・復興の対策に寝食忘れて挑んでほしい。
 この緊急時、新しいリーダーは望むべくもない。
 頼るのはあなたのみ。
 これからは、次々と目に見える対策を打ち出してほしい。
 個人攻撃をしている暇などない。

 私自身、「明けない夜はない」と思っている。
 そのためには、政治の力が必要だ。
 一刻も早い震災復興には政治の力が大きい。

【引用終わり】



 あの当時、別のリーダーだったらどうなっていただろう。
 福島第1原発まで首相が出かけて、ただただ吠えまくるといったことは少なくともなかったのでないか。
 混乱した現場をさらに混乱させてしまった。
 首相は邪魔しに行っただけ。
 これでは、現場の士気を高めるはずもない。
 がんばってくれと、遠くから激励の言葉をかけてほしかった。

(ケー)
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