1日遅れの新聞宅配

 22, 2016 05:00
 東日本大震災から5年がたった。
 発災当初の山形市内の状況について、本ブログに記述した今までの内容を再録している。
 あの当時、新聞が1日遅れで配達された。
 当たり前のことが当たり前でなくなった一事例である。
   


【引用はじめ】

♯地震発生から6日目=1日遅れでくる新聞( March 16, 2011 10:29)

3月11日(金)14時46分の東北地方太平洋沖地震発生から6日目(3月16日、水曜日)。
 また、新しい朝を迎えた。
 山形市内はまた真っ白な雪に覆われた。
 湿った雪である。
 今日一日が始まった。

1日遅れの産経新聞

 新聞にはおどろおどろしい見出しが出ている。
 「福島3号機水素爆発」「20?圏内屋内避難指示」「牡鹿半島1000遺体 死亡・不明4500人超」(産経新聞、3/15・火曜日、12版)
 家に宅配される産経新聞は、1日遅れでくる。
 お詫びのチラシが入っていた。

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 ご愛読の皆さまへ
お詫び
              産経新聞東京本社
                産経新聞販売店
 拝啓
 平素は産経新聞並びに関連各紙のご購読をいただきありがとうございます。
 この度は、東北地方での大地震の影響により配達が大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。
 一部地域においては前日の新聞を配達させていただいており、読者の皆さまには大変ご迷惑をおかけしておりますことを重ねてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
 現在、弊社仙台印刷工場の停止により、埼玉所沢印刷工場にて振替印刷をして新聞を輸送しておりますが、遠隔地ゆえ新聞販売店への輸送に時間がかかっております。
 仙台市内の電気・水道の復旧の目途がつかない限り、仙台工場の稼働が出来ず明日以降も同様にご迷惑をおかけ致しますことを深くお詫び申し上げます。
 末筆ですが、被災された方々の救済と、一日でも早い地域の復旧をお祈り申し上げます。
                             敬具
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 新聞社にも大きな被害があった。
 それでも、パックアップの印刷工場を使って、輸送路をなんとか確保して届けてくれている。輸送用のトラックの重油だって確保するのがたいへんなはず。道路もいたるところ寸断されう回路を通ってきているのだろう。
 私のところに産経新聞を配達してくれているのは毎日新聞の販売店である。
 その販売店は産経新聞を委託されているのだ。
 そして、その販売店では、今日付けの毎日新聞もいっしょに届けてくれた。
 心憎いまでの配慮である。

【引用終わり】



 多くのトラブルの中、できるだけのことをしようと努力する姿があった。
 大災害にも立ち向かう多くの人々に感謝だ。
 あきらめず、やれることをやり続ける姿勢があった。
 日本の社会システムは簡単に崩れない。
 日本の強さといっていい。
 もちろん、今もって仮設住宅住まいの人たちもいる。
 福島第1原発の後処理もまだまだの感はある。
 それでも、なんとかしようと努力し続けている人たちがいる。
 そうした人たちに対して、心から感謝を表したい。
 少しではあっても、1歩ずつの前進を続けている。

(ケー)
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