知的障がいある子の相続財産

 22, 2016 05:00
 相続財産を家族にどのように残すか。
 障がいのある子の生活が、より良いものになるためにどうすれば良いか。
 山賀良彦氏の提案が以下のとおりである。
 その第9回目となる。



【引用はじめ】

http://www.so-nanda.com/topics_100704.html

NPO法人勉強レストランそうなんだ!! TOPICS 2010.5.30

平成22年度自立支援講座の第1回は知的障害者の相続
まずは財産の見直しを、「結局は自分の問題」

「知的障害者が幸せな相続をするために Part1」開催

知的障害の子が他の子より相続財産を多くすべきか少なくすべきか

 遺言を書く場合に、何人かの子がいる家族で、知的障害の子がいた場合どうするか。
 財産を他の子より多く相続する場合と少なく相続する場合のメリット・デメリットについてどう考えるべきか。

 まず、知的障害の子が多く財産を相続する場合である。
 メリットは、障害のある子の経済基盤が確保できる。
 デメリットは、少なく相続する他の子には不満が残りやすい。
 共有となった場合には建て替え、処分などがしにくくなりやすい。
 さらに、その知的障害の子が財産を持っているがためにだまされるリスクが高まる。

 一方、知的障害がない子に多くの財産を相続する場合はどうなるか。
 兄弟や親戚に対して「面倒をみる」を条件に相続財産を多くする「負担付遺贈」は可能である。
 メリットは、まず負担側の満足は得られやすくなる。
 しかし、兄弟であっても家庭を持ち年老いていくと、まったく親と同じように責任をとるのは現実的には難しくなる。
 また、知的障害者側の遺留分の問題、さらに兄弟や親戚が負担付遺贈を放棄することもありえる。
 財産を渡したからといって、面倒を見てくれない可能性はあるということである。

【引用終わり】



 遺産分与、障がいのある子に多くても少なくても一長一短がある。
 できるだけその子が安定した生活を送れるようにしたい。
 残された家族に不満が残らないようにすることも重要だ。
 そうしたことを勘案した遺言を生前に十分練っておくことだろう。
 
(ケー)
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