障がい者も家族も幸せとなる個々に応じた相続を

 18, 2016 05:00
 家族全員で相続・遺言について考えても、解決にいたらない。
 そうした限界をふまえて、成年後見制度をいかに活用するかも検討しておくことである。 
 それが、山賀良彦氏が講演で述べた内容である。
 以下の引用を参照してほしい。
 今回で第6回目だ。
 講演内容の後半部をずっと取り上げてきたので、次回からは前半部について取り上げる。



【引用はじめ】

http://www.so-nanda.com/topics_100704.html
2010.7.4
「知的障害者が幸せな相続をするために Part2」開催

視野に入れたい成年後見制度の活用

 知的障害者が家族の中にいる場合、相続・遺言の問題は家族全員で考えるべきだが限界があるのも事実。
 そこで視野に入れたいのが成年後見制度の活用である。
 ただ、自分が死んだら成年後見を申し立ててほしい」というのは遺言事項ではない。
 早めに成年後見をスタートするのも一つの手。
 具体的方法としては、自らが成年後見人になる。
 できなくなったら他人にリレー、または第三者と共同して成年後見人になる。
 あるいは本人の兄弟姉妹に頼る……。
 また、自らの任意後見(自分がまさかの時に子のための成年後見の申立を依頼)を考える。

 最後に、知的障害者とその家族が幸せな相続をするための「相続・遺言」のポイントとして3点挙げる。

1.知的障害者といっても一人ひとり程度は異なり、家族構成や資産状況も異なる。それぞれの条件に合わせて家族で考える。
2.成年後見制度の利用を考える。
3.知的障害者本人だけでなく、その家族も幸せとなる相続を考える。

【引用終わり】



 知的障がい者のために、一生涯生活が安定して幸せであるような方策が必要である。
 それには、家族も幸せを享受できることも大事だ。
 そうしないと、幸せが長続きしないからである。
 どちらかに犠牲を強いるようなことがあってはならない。
 家族みんなの幸せづくりがあって、障がいのある子も幸せになる。
 現実を踏まえた適切な対応こそ求められる。
 
(ケー)
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