親亡き後の不安を和らげる術

 12, 2016 05:00
 障がいのある子とともに、どんなライフプランニングによって、現在と将来に備えておくか。
 さらに親亡き後にどう備えるか。
 常に心配しながらも、どうすればよいか不安がいっぱいだ。
 そこで、今まで井上新一氏の提案を17回にわたって紹介してきた。
 手の付けられそうなところから一歩踏み出せるといい。



【引用はじめ】

http://fp-kakei.com/13/01_2.html
家計診断Q&A
回答者 井上信一


Q 精神障がいを抱える長男(30歳)のために、年老いていく親はどのように備えてあげれば良いでしょうか?

アドバイスのポイント
 ◯ 障がい収支に基づく支出計画の心づもりを持っておく
 ◯ 万一の保障の準備を検討する
 ◯ お子さまの生活を巡る環境を整える

質問者 新村良子さん(仮名55歳・会社員)からの相談内容

新村 良子さん(仮名 55歳 会社員)のプロフィール

家族構成 : 本人 55歳(会社員)
長男30歳(同居、精神障害者保健福祉手帳2級)
長女27歳(別居、既婚)

世帯収入 : 本人給与からの年間貯蓄 約100万円
長男の障害年金と福祉工場の賃金分 約90万円
※ただし、長男の賃金は月1万円程度で不定期。

預貯金等 : 約1,000万
別途、年金等を貯めた長男名義の預貯金が1,300万円
退職金として1,000万円程度は見込める

生命保険 : (1) 定期保険特約付終身保険
  契約者・被保険者 : 本人(良子さん)
         受取人 : 長男50%/長女50%
         保険金 : 4,000万円(うち終身保険500万円)
         保険期間 :定期保険特約は60歳払込満了・満期

(2) 医療保険(終身保障)
  契約者・被保険者・受取人 :本人(良子さん)

回答 お子さまの生活を巡る周辺環境の準備も入念に

 さて、今回は、主にお金の守り方やその考え方、諸制度の活用について回答させて頂いた。
 しかし、何より大切なのは、親亡き後も遺された兄妹が仲良く暮らしていけることである。
 新村さんの場合、長女は障がいを抱える兄を案じる妹の立場だ。
 そして息子を気遣う親を傍で見る子の立場として、ひょっとしたら特別な思いを感じて生きてこられたかもしれない。
 その感謝の気持ちや愛情を言葉に表すことだ。
 それとともに、長男の暮らし向きを気に掛けることへの願いをメッセージとしてお伝えしておくことだ。
 これは、お金の問題と違わずに新村さんの抱える不安を和らげる術である。
 
【引用終わり】



 以上のように後に託せる人を今から見つけておく。
 それが親ができる最善の対策である。
 子の幸せにとってそれこそが大切だ。
 時間のある今のうちである。
 
(ケー)
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