きょうだい支援の新しい取り組み

 23, 2015 05:00
 障害児者のいる家族のきょうだいにも支援の手を広げていく必要がある。
 家族が機能不全に陥ってきょうだいが苦しんでいる。
 その解決に適切な支援が求められている。
 その取り組みの必要性が以下で述べられている。
     
 本調査報告書の紹介は91回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

課題と方向性
「障害のある人の家族支援の今後の課題と活動方針」
吉川かおり

 現在、学齢期を対象としたきょうだい支援の取り組みは全国で広まりつつある。
 その実践をさらに広げていくことや、家族の機能不全を改善するための方策を構築し普及することが望まれる。

 同時に、多様化する家庭が増えている。
 そのことについては、子どもの課題を個別イシューとして捉えても解決にはいたらない。
 そうではなく、機能不全家族で育ち、苦しんでいる子どもたち全体を対象とすることだ。
 そのためにユニバーサルな支援を開発し、展開していくことが必要である。
 たとえば、学齢期の特別なニーズがある子どものきょうだい支援プログラム(シブショップ)がある。
 また、子どもたちの居場所づくり、子ども同士が話せる場や環境の提供、相談できる大人のサポーターの育成等といったこともある。
 このように様々な課題に対応しているプログラムを参考に、新しい取り組みを促進していくことである。

 これらを含めて、社会の障害理解を深めるための方策を広めていくことが、重要な課題である。

【引用おわり】



 家族の問題が多様化している。
 その多様性に合った支援プログラムも開発されつつある。
 そうしたものを個々に応じて、適時・適切に応用できる体制を作り出す必要がある。
 それが障がい理解を深めることだ。
 
(ケー)
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