健康な家族と不健康な家族で育つ子どもの違い

 05, 2015 05:04
以下は、健康な家族の中で子どもはどのようなことを学ぶかを記している。
 また、反対に不健康な家族の中で子どもはどのようなことを学ぶかを記している。
 それぞれ典型的な傾向を述べている。
  
 本調査報告書の紹介は73回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

5. アルコール依存症者がいる家庭の中で子どもが成長するために必要なものは確保されているか

■資料 1:健康な家族で子どもが学ぶ大切なこと
① 信頼するということ
② 自主的に行動すること
③ 積極的に行動すること
④ 勤勉であること
⑤ 主体的であること
⑥ 自分をとりまく未知の世界を安全に探検すること
⑦ 自分の気持ちを満たす方法を身につけること
⑧ 自分を表現すること
⑨ 自分はこの世界でたった一人しかいないと知ること
⑩ 自分を肯定すること

■資料 2:健康に育つ諸条件が与えられない中で成長した子どもの心の傷とは何か
① 自己否定感
② 見捨てられ不安
③ 無力感
④ いかり
⑤ 空虚感
⑥ 寂しさ
⑦ 深い悲しみ(ブリーフ)
⑧ 感情のマヒ
⑨ 偽りの人生
⑩ 自己喪失
⑪ 極端
⑫ 境界線のあいまいさ

【引用おわり】



 以上のように、こんなにも異なる傾向を学んでしまう。
 当然、健康な家族を築くことが親の務めと思う。
 しかし、どうしようもない状況に追い詰められる家族はいる。
 究極の問題が生ずる以前に解決の道を下す体制が必要だ。
 周囲の人たちが気付き、それを専門的な機関につなげることができるようにする。
 家族の問題だから家族に任せておけばいいといった対応では深刻な問題の発生を繰り返すことになる。
 家族だけに任せるのでなく、社会の問題の一つとして対策を練ることである。
 
(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?