赤ちゃんと養育者のコミュニケーション

 30, 2015 05:00
 赤ちゃんの時、養育者とどんな関係があったかはとても重要である。
 赤ちゃんを育てる人は、泣いたりすれば抱っこしたり、おっぱいやったり、オムツを換えたりする。
 そのことで、赤ちゃんは心地よさを感じる。
 赤ちゃんは養育者を信頼し、関わりを強めることになる。
 そうした赤ちゃんと養育者の絆ができることを以下に述べている。
 
 本調査報告書の紹介は68回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

4. 子どもが成長するために必要なもの

(1) あかちゃんは笑ったり、泣いたり、おっぱいを飲んだり、寝る、排泄する、目で追う等の行動をします。
 これらは本能でしていることです。
 誰かが教えたのではありません。
 そして赤ちゃんが本能でしていることに対して、子育てをしている人、お母さんの場合もあるし、おばあちゃんかもしれない。
 そうした人たちは、あかちゃんが泣いたら抱っこします。
 赤ちゃんのアクションに対して、親、あるいは養育者がリアクションをします。
 このやり取りがコミュニケーションです。
 コミュニケーションが多ければ多いほど育てている人と赤ちゃんとの間に絆ができます。
 この絆が出来ることがとても重要なことです。
 もし泣いても誰もかまってくれなかったら赤ちゃんはいずれ疲れ果てて寝てしまいます。
 数時間してまた空腹と濡れたオムツの不快感でまた泣き、助けて欲しいというサインを発します。
 コミュニケーションがあって絆ができた赤ちゃんは、「私は愛されている」、「私は生れてきてよい存在だ」、こういうことをおそらく感じているだろうといわれています。
 この絆ができた人が大人になった時の失恋は、単なる失恋です。
 この絆ができないまま大人になった人にとっての失恋はこの世の終わりです。
 絆ができたかどうかで違います。
 したがってあかちゃんの時に十分なスキンシップとケアが必要です。

【引用おわり】



 赤ちゃんと養育者の絆がしっかりしていれば、精神的に強い大人になる。
 ところが、赤ちゃんの時、不安定な関係であった場合は、少々の問題でも精神的に大きなダメージを受ける。
 赤ちゃん時代の愛着関係は成長過程にとってとても重要である。
 
(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?