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きょうだいは障がいのある兄弟姉妹を将来面倒見ると感じている

 03, 2015 05:00
 きょうだいにとって、障がいのある兄弟姉妹の面倒を見ようとする意識は高い。
 その調査結果が以下のとおり。

 本調査の紹介は41回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第1部 基礎データ編(アンケート調査)および分析編
第3章 障害のある兄弟姉妹がいることの影響
第 4 節 将来の世話について
植木きよみ

●小学生の頃、将来面倒を見なければいけないと感じていた 72.2%(「すごく感じていた」+「少し感じていた」の%)

 程度の差はあれ 75.1% のきょうだいは子どもの時から障害のある兄弟姉妹の面倒は見るものと思っている傾向にある。
 特に姉では面倒をみなければならないと「すごく感じていた」と 37.5% がと回答している。
 逆に「ぜんぜん感じなかった」と回答したものは 5% と他の立場のきょうだいに比べて半分以下である。
 このことから、姉の多くは母親的の代わりを担うと考えられる。

 また、小学生の頃に兄弟姉妹の面倒をみなくてはいけないと感じていた割合が、年代によって異なるのかどうかを検討した。
 「少し感じていた・すごく感じていた」と回答した割合は、60 代以上で 39.3%、50 代で 23.8%、40 代で 30.0%、30 代で 15.1%、20 代で 29.7%、10 代で 27.3%となっている。

 これは、社会背景や家族関係の影響ももちろんあるであろうが、(障害のある兄弟姉妹からみた自分の立場×小学生の頃、面倒を見なければいけないと感じていたか)のクロス集計で検討したように、きょうだいの性別や立場の影響が大きいと考えられる。

【引用おわり】



 きょうだいの中でも、姉の立場になると人一倍障がいのある兄弟姉妹の面倒を見る気持ちが高くなる。
 母親代わりを担おうとするのだ。
 姉としての責任感を全うしようする。
 姉に対する周りの期待も大きいということも影響している。
 これは、日本文化独特のものだろうか。
 欧米ではどんな傾向があるのだろうか。

(ケー)
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