◆重度の知的しょうがい者はETCカードを作れるのか?

 13, 2015 12:09
2ヶ月ぐらい前になってしまいますが、このブログでETCカードの障害者割引について
触れたことがありました。

その時は、ETCカード以前に、二十歳を過ぎた知的障がい者が自分名義の口座を作ることが
できるのかどうか、という事も問題になっていました。

ある、大手の銀行さんからは、『「成年後見人」でないと、親でも口座開設はできない!』
と言われたことがキッカケでした。

アレンジフラワー1

でも、さまざまな金融機関に問い合わせたり、
県外の育成会事務局にもご協力いただいたところ、
本人名義の口座は、親が代わりに開設することはそう難しくはないことが分かってきました。

さて、次の段階にすすみますが、、ETCの障害者割引を受けるには!
という問題に入っていきます。
未成年のときは家族名義のETCカードでも障害者割引が適用されていたのが、
二十歳を過ぎると、障害者本人の名義のカードが必要だ、ということになります。

カードを作るということになると、今度は銀行ではなく、カード会社(クレジット会社)の
審査が必要になってきます。
そこで一番の問題はカード申込書は本人の『自署』が前提だということです。

さて、自分でカードの申請書に自署で書き込んで申込みできる知的障がい者はどれほどいるでしょう。
おそらくホンの少人数ではないかと思います。
そして、そこまで自力でできる本人さんは、知的障がい者だと分からないくらいの人だと思います。
その他の知的障がい者は、他人の支援なしでは無理だと思いますし、
文字の書けない人もかなりの人数になると思います。
実際にこの時点で、申請を諦めているご家族がほとんどのようでした。

ETCカードの障害者割引を利用しなくても、高速の料金所で療育手帳を提示すれば
障害者割引はしていただけますが、これからどんどんETCカードを普及させて行こうという
社会の流れに乗れないことになってしまいますし、実際に療育手帳を提示して
本人確認と申請されたナンバーの車かどうかの確認をしてもらうことは少々時間もかかります。

ある県の育成会でもこの話題を取り上げてくださったそうですが、
人によっては、県外の医療機関に通院している場合もあるので、
ETCカードで割引が利用できるととても助かるのだけれど・・・
という声も結構あったそうです。

アレンジフラワー2

前置きが長くなりました( ^^) _旦~~
それで、結局カードは作れるのか?ということになりますが、
作れるようです!

ここの事務局の近くにある郵便局の局長さんにこの話をしたところ、
「ちょっとFさん、私にこの話追いかけさせてもらっていいですか?」
と言っていただきました。

そして、JPカードへ問い合わせをしてくださったとの事です。
そこでは、VISAカード・マスターカードを取り扱っているという事で
そこのカード会社について、ということになりましたが・・・

結論としては、「家族会員」という制度があるようで、
それだと引き落とし口座は家族名義になるけれども、
カードの名義は障がいのある本人の名義で作れるのだそうです。

ただ、それは郵便局の窓口で申請するということはできずに
専用の申し込み用紙を郵送していただいて、それに書き込んで(もちろん代筆で大丈夫)
書類を送り返せば、カードは作れるという事でした。

申込用紙はどこに連絡して送ってもらえばいいのかをお聞きしたところ、
郵便局の窓口で、「ETCカードの障害者割引をしたいので『家族会員』の申し込みの
書類を取り寄せて欲しい」といって、我々を利用してください。

と言っていただきましたヽ(^。^)ノ有難い話です。

今回のことで感じたのですが大きな銀行とか、中央郵便局のように大勢の職員がいて
大勢のお客さんを扱っている所よりも
地元に密着している、小さい郵便局などの方がずっと親切に対応して下さる。
ということでした。それは、他県の育成会からも聞こえてきた話です。

ということは、お住まいの地域にある近くの郵便局や職員さんのそれほど多くない銀行で、
自分たち家族を知ってもらっているということが重要になってくるのかもしれません。

今回はVISAカードとマスターカードということで調べていただきましたが、
他のカード会社だって同じ制度はあると思われます。

窓口で簡単に手続きできない事は残念ですが、
こんな手続きをとおして、障害者家族が地域に住んでいるという事を
知ってもらうことも出来ますし、そのあとちょっと目をかけてもらえるかもしれませんので
手続きに行ってみるのも悪くないかもしれませんね。

ご協力いただいた各県の育成会さん、郵便局の局長さんありがとうございました。



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