アダルト・チルドレンのタイプ別調査項目数

 12, 2015 10:55
 アダルト・チルドレンのタイプ別にわけた項目によって、その傾向を調査を試みた。
 必ずしも統一性が整っているとは言えないと著者もことわっている。
 しかし、ある程度の傾向はつかめていると述べている。

 本調査の紹介は第19回目となる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第1部 基礎データ編(アンケート調査)および分析編
第2章 子ども時代の家庭での経験と自分の様子との関係性
第1節 アダルト・チルドレン
吉川かおり

2. 得点による傾向

 本調査においては、①ヒーロータイプは計9 点、そのほか②身代わりタイプは8点、③いなくなった子タイプは8点、④道化師タイプは7点、⑤世話役タイプは8点、の項目を設けた。
 項目数に多少のばらつきはあるが、傾向が少ないもの、多いものに分けることは可能であると考えた。

 ただし、AC性というものは、当てはまるものが1つの場合には楽で、3つだと大変というような性質のものではなく、本人が何を辛いと感じるかによって、1つだけあてはまっていても大きな影響があると判断すべきものであると言える。

 たとえば、もともとの性格が大らかだった場合と神経質だった場合とでは、「息抜きをしたり無邪気になって遊ぶのが苦手」という傾 向の持つ意味は異なり、本人が「まあいいか、それでも」と捉えるか「それが何より辛い(毎日がゆううつ)」と捉えるかによって、「生き ていきにくさ」も大きく変わってくる。

 そのため、AC度の区分については、今回の分析は実験的意味を持っている。
 つまり、何項目あてはまればACなのかの判断、AC度の傾向として軽・中・重の差をつける、という点が実験的試みであったということである。

【引用おわり】



 アダルト・チルドレンの傾向を軽・中・重といった差を示す実験的な調査を提案できた。
 これによって、きょうだいの環境要因に関して明らかにする試みになっている。

(ケー)
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