きょうだいの生きにくさを解決する手立て

 11, 2015 05:00
 障害のある人のきょうだいは、アダルト・チルドレン的な要素を多少なりとも持つ。
 その解決が難しく「生きにくさ」の中で、生活していることが問題と以下で指摘している。

 本調査の紹介は第18回目となる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第1部 基礎データ編(アンケート調査)および分析編
第2章 子ども時代の家庭での経験と自分の様子との関係性
第1節 アダルト・チルドレン
吉川かおり

1. AC(アダルト ・ チルドレン)性の測定

 特に注意しておきたい点は、AC性をもつことそのものが問題なのではなく、AC性をもった結果として本人が「生きていきにくさ」 を感じており、それを解決する手段を見いだせないでいるという点にある。
 いずれにしろ、 AC性の測定そのものについては、きょうだい自身が自分を見つめるための一つの手段としてとらえることが妥当であり、本調査においてあえてAC性を取り入れたのは、「家族機能の不全化を防ぐための方策を模索する」ために必要となる「家族機能の不全化の存在を裏付ける」重要な項目と考えられたためである。

【引用おわり】



 きょうだいは、無意識のうちにアダルト・チルドレン的な困難さを抱えている。
 それを意識化することで、解決の道が探れるのでないかといった提案である。
 家族の機能不全をきょうだい一人で解決する事態むずかしい。
 きょうだいがその問題を知ることが一つの手がかりになりうるといった考え方である。

(ケー)
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