障がい者のいる家族の機能不全に関する調査

 25, 2015 05:22
 障がいのいる家族の中でそのきょうだいの問題を調査した報告書取り上げている。
 前日の第1回目は「目次」を引用した。
 本日の第2回目は「調査目的」「調査仮説」「実施した調査」「協力団体」について述べている。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

1. 調査目的

 障害のある子どもがいる家族が感じる精神的負担が少しでも軽減されることを目的に、直面するさ まざまな負担について現状を調査し、今後の家族への支援のあり方を検討する。
とりわけ、支援対象 として考慮されることの薄い、障害のある人の兄弟姉妹(以下きょうだい)について、その現状と 課題を探ることを目的とする。
 ① 障害児のいる家族の機能不全の状況を知る  
 ② ①の環境で育ったきょうだいの状況と影響を知る
 ③ 上記2つの事柄について、きょうだいの精神的発達との相互関係を分析し、支援の方策を探る

2. 調査仮説
 ① 家族の中に障害児が生まれることは、家族が機能不全
 ② 機能不全家族で育ったきょうだいは、精神的にネガティブな影響を受けやすい。
 ③ よって、精神的にネガティブな影響がおこる以前の児童(小学生まで)に、きょうだいへの何らかのサポートが必要と考えられ、ひいては、機能不全家族への支援が必要となる。

3. 実施した調査について
 名称 アンケート調査
 方法 調査票配布
 時期 2007年12月~2008年3月
 対象 18 歳以上の障害のある人のきょうだい男女(学生も含む)
 サンプル数 424名(男性146名、女性249名、不明3名)
 調査項目 ① 小学生の時の家族の状況 ② ①による精神的な影響 ③ 障害のある兄弟姉妹がいることでうける影響
        ④ 社会への要望

4. 調査実施においての主な協力団体
 (社福)東京都知的障害者育成会、全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会、
 (社福)ひびき福祉会、(社福)敬山会、(社福)長尾福祉会、(社福)武蔵野、 (社福)いすず会、他

【引用おわり】



 障がい児にいる家族の精神的負担を明らかにして、家族の支援のあり方について検討しようとする調査である。
 特に、きょうだいがいかなる影響を受けるか。
 そしてその支援はいかにすればよいかといったことを調査する。
 以上が、本調査の目的である。
 400余りを対象としたアンケートを実施している。

(ケー)
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