「日本の障害者の歴史」の論考をふりかえる

 23, 2015 05:14
 花田春兆(国際障害者年日本推進協議会副代表)氏による
 「日本の障害者の歴史―現代の視点から―」
  「リハビリテーション研究」1987年3月(第54号)2頁~8頁 (財)日本障害者リハビリテーション協会発行
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/rehab/r054/r054_002.html
 を22回にわたって引用してきた。

 次のような項目にわたる内容だった。

A 近代以前
 1.神話・民間伝説
 2.古代統一国家
 3.中世
 4.戦国時代
 5.江戸時代(近世)
B 近代以後
 1.明治・大正
 2.大正・昭和初期

 障がい者に関する苦難の歴史が語られた。
 どの時代にあっても差別と偏見の中で生きなければならなかった。
 検校などといって、ごく一部の障がい者が厚遇されたに過ぎない。
 多くは捨てられたり、物乞いで暮らしたり、見世物となったりと悲惨なものだった。
 そして、障がい者当事者だけでなく、家族も世間の目を気にせざるを得なかった。
 江戸時代、寺子屋において障がい者が指導を受けたという記録が残っている。ちょっと意外である。江戸庶民の中でも、障がい児教育の芽生えがあったのだ。
 ただ、明治の学制が始まってようやく公的な盲聾の教育が行われるようになった。
 戦時下において、障がい者は役立たないとして肩身の狭い状況に追いやられた。
 戦後、障がい当事者の中から障がい者の福祉向上に尽力された人たちが現れた。
 少しずつ、障がい者福祉に光が当たってきたのである。

(ケー)
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