ノーマライゼーション・インクルージョン理念が共生社会実現に導く

 30, 2015 21:04
 共生社会の実現にはまだまだ多くの課題が残っている。
 ノーマライゼイションさらにインクルージョンといった理念が少しずつ理解されるようになってきている。
 これをもっと理解啓発を図っていくにはどうするか。
 地域おける障がい者の暮らし方に負うところが大きい。

 森はな絵氏は共生社会を実現するための手立てを「互いのことを知るプロセス」と次のように述べる。
 森氏の引用は第66回目。最終回である。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

おわりに

 障がい者福祉の歴史をみていくと、障がい者に対する無意識の差別や偏見がどのように作り上げられたのかがわかる。
 これはおそらく、私たちが反省すべき最大の過ちであろう。
  しかし、ノーマライゼーション理念ができたことにより、障がい者との共生社会実現への光が見え始めた。
 ニィリエが提唱したノーマライゼーション原理は、いかに障がい者が差別され生きていたのか明らかにしたのと同時に、今後障がい者が地域での関わりの中で、どのように暮らしていくべきのか明確にしてくれた。
 また、そのノーマライゼーションを 具現化していく過程の中でノーマライゼーションを超えるインクルージョンの理念が登場 し、福祉分野にとどまらず、教育や雇用といった社会全体としての共生社会が目指されるようになった。
 現在は、残念ながらまだ差別文化が残っており、共生社会実現は厳しいと 思われるが、これから地域の中で障がい者と健常者がどのように関わって生きていくのか、そしてそのために私たち一人一人が出来ることは何なのかもう一度考え、それをアクショ ンとして起こすことにより、道は開けていくと思う。
 そこで大事なことは、「お互いのことを知る」というプロセスである。
 例えば、今障害のある人たちがどの様に地域で暮らしていきたいと思っているのか、またそのために私たち健常者ができる支援とは何なのか、向かっていく方向を明確にしなければ何も始まらない。
 したがって、障がいのある人たちと 関わっていく中で、「共に生きていく」という意識をそれぞれが高めることにより私たちが望む共生社会は実現できるのではないかと思う。

【引用おわり】



 障がい者の理解を進めるには、障がい者自ら地域の人たちと積極的に交流することである。
 そのためには、支援者が障がい者のニーズや特性に応じた支援を行う必要がある。
 障がいのない人と障害のある人、そしてその支援者が一体となった地域の暮らしをなすことである。
 互いに「もっと知る」ことだ。
 はじめは、なんにも関係ないところから、ちょっと会釈をする、あいさつをかわす、恥ずかしくなく声かけあう、仕事を分担し合うといった関係の向上に努める。
 こうしたことによって互いの関係を深めていくことになる。

 以上、66回もの間本ブログにアクセスしてくれた人がいたとすれば、感謝する。
 森はなえ氏には許可も得ることなし、勝手に引用を続けた。
 ブロガーにとっては非常に勉強になった。
 いかに、共生社会は重要であるか。そのために、どんな取組が必要か。少しはヒントを得ることが出来た。
 66回をもう一回ふり返って読み直さないと。

(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?