21世紀に我が国が目指すべき社会とは

 20, 2015 05:00
 「障害者プラン」は1995年に策定された。
 それを引き継ぐものとして、「障害者基本計画」が2002年に策定された。
 この「基本計画」は、「リハビリテーション」及び「ノーマライゼーション」の理念を継承し、障害者の社会参加に向けた施策の一層の推進を図るものであった。
 その基本的な方針として、共生社会を目指すことを掲げた。
 さらに、4つの横断的な視点が示された。
 それは、「社会のバリアフリー化」、「利用者本位の支援」、「障害を踏まえた施策の展開」、「総合的・効果的な施策の推進」の4つである。

 以上のような経緯を、森はな絵氏は次のように述べている。
 森氏の引用は第56回目となる。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

4. 共生社会実現に向けて

 我が国では、2003 年(平成 15 年)度から 2012 年(平成 24 年)度までの10 年間に講ずべき障がい者施策の基本的方向について定めるものとして「障害者基本計画」が策定さ れた。
 その中の基本方針として、「21世紀に我が国が目指すべき社会は、障がいの有無にかかわらず、国民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う共生社会とする必要がある」 と書かれている。
 では、なぜ現在共生社会の実現が目指されているのか、そしてそのために必要なこととは何なのだろうか。
 この章では、共生の必要性、そして可能性を探っていきたいと思う。

【引用おわり】



 「障害者基本計画」(2002年)の基本的な方針では、共生社会の考え方について次のように述べている。

 「共生社会においては、障害者は、社会の対等な構成員として人権を尊重され、自己選択と自己決定の下に社会のあらゆる活動に参加、参画するとともに、社会の一員としてその責任を分担する。」
 そのためには、障害者が能力を最大限発揮できるよう支援することが必要だ。
 人権尊重は社会の活力を維持向上にも役立つ。

 といった考え方が述べられている。

(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?