社会的に排除された人々に目を向ける概念がインクルージョン

 13, 2015 05:06
 ノーマライゼーションは障がい者の人権回復に配慮した考え方である。
 インクルージョンは障がい者も含めて、経済、人種、性別、教育、職業、住居、栄養、年齢等の格差によって社会的差別・排除されている人たちの人権を守ろうとする考え方である。

 このことに関して、以下で森はな絵氏が述べている。
 森氏の引用は第49回目となる。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

3. ノーマライゼーションからインクルージョンへ

3.1 インクルージョンとは

 ここでは教育の場を例であげたがインクルージョンは、もちろん社会福祉の分野でも使 われている。
 例えばホームレス、正規雇用されず貧困を強いられた人たち、シングルマザー、加齢とともに社会的に弱者になってしまった高齢者、そして障がいがある故に差別排除されてきた障がい者などである。
 このように、インクルージョンはノーマライゼーショ ンと違い、障がい者だけに焦点を当てるのではなく、社会的に排除されているすべての人々に目を向けているのが特徴の一つである。

【引用おわり】



 インクルージョンは、障がいのあるなし、職業の違い、教育の違い、所得の違い等にかかわらず、一体となった社会づくりを目指すものである。
 境遇や個性、能力の違いを乗り越えて社会的排除や差別のない社会の実現に向けた取組である。
 障害者差別解消法は、その一環といっていい。

(ケー)
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