ノーマライゼーションの8つの枠組み

 25, 2015 05:00
 ベンクト・ニィリエ(スウェーデン)は、ノーマライゼーションの原理として、8つの枠組みを提示した。

 以下は、森はな絵氏からの孫引きである。
 森氏の引用は第30回目となる。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

2.2 ノーマライゼーション原理

 バンク=ミケルセンのいう「ノーマライゼーション」は、スウェーデンのベンクト=ニィリエがアメリカの「精神遅滞に関する大統領委員会報告書」で8つの基本的枠組みを持つ「ノーマライゼーション原理」のなかでより具体的に示した。
 8つの要素とは以下の通 りである。
 1 ノーマルな一日のリズム
 2 ノーマルな一週間のリズム
 3 ノーマルな一年間のリズム
 4 ノーマルなライフサイクル
 5 ノーマルな自己決定の権利
 6 生活している文化圏にふさわしいノーマルな性的生活のパターン
 7 生活している国にふさわしいノーマルな経済的パターン
 8 生活している社会にふさわしいノーマルな環境の要求

【引用おわり】



 ベンクト・ニィリエ(1924~2006)は、スウェーデンのモタラで生まれ、スウェーデン、アメリカ、フランスの大学で学んだ。
 その後、難民問題、知的障がい児問題、障がい者スポーツに関する要職に就いた人である。
 明治学院大から名誉博士を授与されている。
 ニィリエの主張は、知的障がいがあっても、社会の中でごく当たり前の環境や生活を保障することだ。
 一日、一週間、一年間、そして生涯にわたって生き生きした生活を成り立たせる。
 また、知的障がい者が自己決定権をもち、結婚、就労、住まいといったことを保障することである。
 バンク・ミケルセンの理念をベンクト・ニィリエは具体的に示した。

(ケー)

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