刑事裁判で執行猶予付き判決だったものを民事裁判では賠償金を勝ちとった

 20, 2015 05:00
 水戸事件、刑事裁判で被告は執行猶予付の刑事罰といった軽い判決で結審した。
 原告にとって納得できるものでなかった。
 あまりに重大な犯罪に対して軽すぎる刑罰だった。

 その問題を以下において、森はな絵氏の告発が続く。
 森氏の引用は第25回目となる。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

1.7  障がい者人権問題

 執行猶予付きの判決が下った後も被害者や保護者はあきらめず訴え続け、約7年半の長い闘いの末、赤須は虐待の事実を認め1500万の賠償金を支払うよう命じられた。
 被害者の身体に傷も残っており虐待の事実は明らかだったのにも関わらず、7年半もかかりようやく勝利することが出来たのである。
 この事件の他にも、サングループ事件、大久保製瓶事件、白河育成園事件など様々な障がい者問題もマスコミを明らかになってきたが、9 0年代に急に障がい者問題が起こったというわけではなく、それまで隠されてきたもしくは発見されてこなかった問題が、人々が障がい者分野に関心を寄せ始めたのと同時に明らかになってきたのである。
 これらの事件を通し共通して言えるのは、障がい者は弱者だという認識を加害者、被害者、保護者そして警察、検察も持っていたことである。
 このよう な認識を変えていこうと、障がい者団体は活動していたのである。

【引用おわり】



 あまりに障がい者に対する偏見や差別がひどすぎる。
 そうした無知と無理解が水戸事件等といった障がい者虐待を助長してきた。
 それに抗する運動が障がい者団体を中心に地道に行われた。
 特に、水戸事件に対しては民事裁判に訴えることによって7年余りの歳月を経て、ようやく被告から賠償金をかちとるまでこぎつけることができた。

(ケー)

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