障がい者人権侵害が明るみに出てくる

 17, 2015 05:14
 障がい者に対する人権侵害はかつて隠されてきた。
 しかし、それがマスコミ等に大きく取り上げられるようになった。
 障がい者問題に対する関心の高まりのお蔭だ。
 以下で森はな絵氏が指摘する。
 森氏の引用は第22回目となる。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

1.7  障がい者人権問題

 このように、社会の中で障がい者分野への関心が高まるにつれ、1990年代以降から それまで隠されてきた障がい者人権侵害の問題も次第に明るみになってきた。
 そのなかでも知的障がい者に対する差別、虐待はひどいものであった。
 なぜなら、身体障がい者は自分たちの受けた差別や人権侵害に対し自ら立ち上がり抗議してきたが、知的障がい者は何か被害を受けても世間に対し抗議したり訴えたりするのが難しかったため、今まで施設等で虐待を受けても発見されなかったり、気付いていても見て見ぬふりをされてきた。
 その ような問題の1つとして取り上げられたのが1996年に起きた「水戸事件」である。

【引用おわり】



 知的障がい者に対する虐待は、深刻なものがあった。
 悪名高いのが「水戸事件」である。
 詳細は次回に取り上げるが、半端でない暴力行為、暴言、性的虐待等、雇用主が長年にわたって虐待していた。
 その事実が明るみに出ても、世間の対応は差別と偏見がまじった冷たいものだった。
 本人や保護者の意見をまともに受け入れてもらえなかった。
 つい、今から20年前にあった事件である。

(ケー)

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