障がい者に対する歴史的課題

 27, 2015 05:00
障がい者に対する森はな絵氏の考える課題について、その論文を以下に紹介している。
 その第3回目となる。
 戦後の混乱期を踏まえて、障がい者の人権問題をとらえようとする試みである。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

1. 障がい者福祉の歴史

昔に比べ現在は、障がい者も地域で住みやすい社会になってきているものの、今もなお 差別や偏見といった人権問題は未だにみられる。
 そういった知的障がい者に対する差別や偏見は、障がい者の歴史の名残ともいえるであろう。
 日本では第二次世界大戦で、軍人約 230万人、民間人約80万人、総計300万人以上の生命が奪われた。
 また戦後も食糧不足や貧困問題で日本の経済状況は混乱に陥った。
 そのような中で、障がい者の位置づけはどのようなものだったのだろうか。
 また、人権侵害や差別問題はどのような歴史のなかで作りあげられたのだろうか。
 この章では、障がい者差別や人権問題に焦点を当て、障が い者の歴史を杉本(2008)を参考に見ていこうと思う。

【引用おわり】



 障がい者に対する差別・偏見を解消するための法整備も始まっている。
 障害者差別解消法が成立し、平成28年度より施行される。
 ここまでの道のりは先人たちの努力と言っていい。
 法が整備されたから差別がなくなるわけでない。
 これが第一歩である。
 社会の本質的な変化を図っていかなければならない。
 育成会の運動も含めて、障がい当事者、その家族、その関係者が連携・協力して社会と共に歩む姿勢が必要である。
   
(ケー)

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