今までの障がい者施策は共生社会にどう反映しているか

 26, 2015 05:00
共生社会実現に向けた可能性について論じた森はな絵氏の論文を以下に紹介する。
 第2回目の紹介である。
 以下では、本論文の概要について述べている。
 歴史的な障がい者の位置づけを見ようとするものである。



【引用はじめ】

知的障がい者との共生社会の実現
森 は な 絵
www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/11hanae_mori.pdf

はじめに

 第1章では、共生社会について考える大前提としてまず始めに、障がい者は社会の中でどのように見られ扱われてきたかという歴史的背景について述べていく。
 戦時中の荒れた日本社会・経済の混乱の中で、障がい者はどのようにして生きていたのか、また戦前、戦中の障がい者の生活はどのようなものだったか見ていきたい。
 そして戦後、障がい者の権利を主張するために障がい者の親の会やそのほかの当事者団体は何を訴え、そしてそれらはどのように障がい者分野に影響を与えたか見ていこうと思う。
 第2章からは、ノーマラ イゼーション原理をとりあげ、それとともに変化していく障がい者観を見ていく。
 ノーマ ライゼーション原理は世の中にどのように影響を及ぼしたか、そしてそれらが今日の社会福祉にどのように関わっているのか世界の動きとともに考えていく。
 今日障がい者政策に おいて「ノーマライゼーションからインクルージョン」が叫ばれているが、その理由や目的は何かを第3章で明らかにしていこうと思う。
 第4章ではそれまで述べたことをふまえ、 障がいのある人とない人が共に生きていける社会の可能性についてみていく。
 健常者も障がい者も互いに尊重し合い支え合っていくために今必要なことは何か、そしてその先に共生社会は見えるのかを考えていこうと思う。

【引用おわり】



 障がい者観の変遷について、歴史的背景より明らかにしようとしている。
 戦前、戦中、戦後において障がい者の生活はどうであったか。
 障がい者団体の運動はどうだったか。
 ノーマライゼーションやインクルージョンの原理は障がい者観にどんな影響を及ぼしたか。
 共生社会の可能性はどのようなものか。
 以上について、本論文では取り上げられる。
   
(ケー)

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