「福祉」 とは目標で、 「教育」 とはそこに到達する手段

 02, 2015 05:19
 障がいがあっても、障がいがなくても、教育的働きかけや福祉的働きかけは必要である。
 それによって、人は人らしくなるといっていい。
 特に、成長期においては、教育的働きかけを中心とし、その後は福祉的働きかけが中心となる。
 教育と福祉の関係や意義について、浅井浩氏の考え方を紹介している。
 
 浅井氏の引用は第10回目となる。



【引用はじめ】

http://www.asai-hiroshi.jp/newpage9.html
浅 井  浩

教育とは何か/福祉とは何か

 教育の意義と福祉の意義

   “教育も福祉も文化国家のバロメーター”

  作成 2011.4.23/ 更新 2013.4.2/2014.1.30/2015.4.25

□ 権利としての教育・福祉

 人は生まれてからしばらくの時期は、自らはほとんど何もできない未熟な状態です。
 それが環境からの刺激や周囲の人々からの働きかけにより、やがて人としての生活の知恵や生活行動(態度)を身につけていきます。

 そこに人間的発達の特質があり、教育の意義があり、日本国憲法第26条の 「教育を受ける権利」 「教育を受けさせる義務」の根拠があると思います。

 人間の成長・発達期においては、いつごろから、どんな学習体験をもたせるのが効果的かということに配慮した教育的働きかけと、そのための適切な環境を用意するという意味での福祉的対応が大切です。
 そこに教育と福祉の連携の意味と重要性があるわけです。

 福祉の事業は、人間が幸福な状態でいられるような条件(よく生きられるような条件)を整えることです。

 教育の事業は、人間が幸福な生き方や生きがいを見出す力(よく生きられるような力)を育む努力です。

 人々にとって 「福祉」 とは目標で、 「教育」 とはそこに到達する手段であると考えるとよいと思います。

【引用おわり】



 以上のように、教育はより良く生きる力をつけることである。
 福祉はより良く生きる力が発揮しやすくする条件づくりである。
 人は教育により育ち、その育った人をより良い受け皿とするのが福祉ということだ。
 
(ケー)
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