金銭管理の練習

 19, 2015 05:00
 知的障がいのある人の金銭管理の練習法が提案されている。
 参考になる方法である。

 以下にその引用をする。
 Qの質問は、昨日も引用したので、その繰り返しとなる。
 回答は、昨日からの続き。
 金銭管理の具体例が示されてある。



【引用はじめ】 

http://okwave.jp/qa/q4625247.html

困ってます 2009-01-12 20:59:19  質問No.4625247

Q 軽度の知的障害を持つ子供(38歳)について悩んでいます

 私には軽度の知的障害を持つこどもがいます。
 子供は現在38歳です、金銭の管理が全くできません。
 私も妻もだんだん年老いていきます、今後どのように対処していけばよいのか、子供が一人になったときの経済的観念、金銭の管理(使い方)など相談する所、方法などどうしたら良いのか悩んでいます。
 ヒントになること等、アドバイスして頂ければと思い投稿しました宜しくお願いします。


回答 2009-01-12 22:09:15

 例えばですが、以下のようなことを、「実際に」今からやってみましょう。

(1)毎月1日に、15万円、本人の通帳から本人が下ろす(月末に、実際に入れておく。もちろん、一緒に行ってください。)

(2)10万円をA口座に入れる。(家賃や公共料金等の引き落とし。これも、一つの口座にまとめておくと良いでしょうね。)

(3)残り10万円をすぐ家へ持って帰る。

 ごはん代(2万)、洋服代(5千)、病院代(5千)、本代(5千)、遊び代(1万)、など、本人がよく使うものについて、封筒を用意し、そこに入れるよう練習します。()
 本当は、封筒だとすぐやぶれてしまうので、透明ファイルのそれぞれの袋状のページに、「ごはん代」などと題名をつけてもいいですね。

(4)そこから実際に、お金を使う練習をします。

 現在どのようにお金を使っているかにもよりますが、
 例えばお子さんの靴下がやぶれて新しいのが必要なとき、「くつした買わないといけないね。じゃあ、どの封筒からお金を出せばいいのかな?」などと声かけをするのです。

 食費などの2万円は、本人の好きなものだけを買わせるのではなく、買い物に一緒に連れて行き、実際に「必要なもの+好きなもの」を買わせます。
 簡単でも炊事ができるのなら、「一回5千円」で一週間分の野菜、肉、魚、お菓子、飲み物…などを買います。
 もちろん、頭だけで考えていきなり買えるわけはないので、買い物に行く前に、 「作るメニュー」とそれに必要な材料、その大体の値段を紙に書き出し、メモをもとに買いものさせる癖をつけさせましょう。
 2万円で家族3人?なので、今のところは実際には、週2~3回、お子さんの食事当番にすればOKでしょう。
 玉子焼きでもいいし、野菜の温レンジでもいいのです。
 火を扱うことが可能なら、何か作らせてみましょう。

(5)買い物をしたレシートをもとに、家計簿をつける練習をします。

 難しければ、レシートを、お金の入った透明ファイルのそれぞれの場所に入れておくだけでも良いです。

【引用おわり】



 回答者に申し訳ないが、ちょっと突っ込ませてもらう。
 「(3残り10万円をすぐ家へ持って帰る。」となっているが、10万円じゃなくて、5万円じゃないかな?
 だって、通帳から15万円下ろすとなっているので。
 10万円をA口座に入れて、現金持ち返れるのは、5万円じゃないかな。
 さらに、持ち返った金を用途ごと透明ファイルに仕分けするといいとなっている。
 なるほど、いいアイデアである。
 持ち返った金を5万円とすると、「ごはん代(2万)、洋服代(5千)、病院代(5千)、本代(5千)、遊び代(1万)、など」とする。
 金額の合計は、4万5千円。
 最後に「など」となっているので、残り5千円は「その他」の用途なわけだ。
 買い物を通じて日常生活の自立の方向性を取り入れた提案もなされている。
 質問者にとってのベストアンサーとした理由でもある。
 こうした繰り返しを実施できれば、金銭管理のしかたが身に付く可能性があるだろう。
 根気よくていねいに、本人の意欲を大事にしながらやらなければならないが。



(ケー)
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