今後の住いの希望調べ

 09, 2015 05:52
 知的障がい者の高齢化によって、どんな住まいがいいか調査した。
 それが以下の結果である。

 本論文の紹介は第23回目となる。



【引用はじめ】 

植 田   章

佛教大学社会福祉学部論集 第6号(2010年3月)

知的障害のある人の加齢と地域生活支援の実践的課題 ──「知的障害のある人(壮年期・高齢期)の健康と生活に関する調査」から

archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0006/FO00060L019.pdf

6 高齢化する家族(6)

今後の住まいの希望・家族×現在の住まい

◯ 独居 介助できる限りは両親と生活=14.3%、 障害者入所施設=28.6%、
       グループホームケアホーム等=42.6%、きょうだいと生活=14.3%

◯ グループホーム・ケアホーム等 介助できる限りは両親と生活=17.8%、 障害者入所施設=24.4%、
グループホームケアホーム等=60.0%、きょうだいと生活=2.23%

◯ 障害者生活施設 介助できる限りは両親と生活=4.1%、 障害者入所施設=79.3%、
               グループホームケアホーム等=6.6%、きょうだいと生活=2.53%

◯ 自宅で家族・親族と同居 介助できる限りは両親と生活=6.5%、 障害者入所施設=41.3%、
               グループホームケアホーム等=34.8%、きょうだいと生活=4.3%

【引用おわり】



 以上の調査から、現在の住いの状況によって、今後の住いに対する希望が異なっていることがわかる。
 現在、独居の人はグループホーム等の希望が4割強と多い。
 現在、グループホーム等に住んでいる人は、そのままグループホームを希望している人が6割だ。
 さらに、現在、障害者生活施設にいる人は、そのまま施設でいいという人が8割弱。
 現在、在宅で家族と暮らす人は、障害者入所施設4割強、グループホームが3割強と分かれる。
 将来的に親やきょうだいの家族と離れての生活が必要と考えている人が多い。
 そうすると、家族と共に現在生活している人にとって、今から少しずつ家族から離れて生活できる練習をしておくべきである。

(ケー)
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