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今後の生活に対する不安調べ

 08, 2015 05:00
 障がい者の高齢化に伴い、今後の生活についてどんな不安があるか調査した。
 それが以下の引用である。

 本論文の紹介は第22回目となる。



【引用はじめ】 

植 田   章

佛教大学社会福祉学部論集 第6号(2010年3月)

知的障害のある人の加齢と地域生活支援の実践的課題 ──「知的障害のある人(壮年期・高齢期)の健康と生活に関する調査」から

archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0006/FO00060L019.pdf

6 高齢化する家族(5)

◯ 今後の生活に対する不安×通所・入所

・体力が維持できるか不安  合計=120人、35.2%  通所=86人、47.5%  入所=34人、21.3%  

・働 き続けられるか不安  合計=47人、13.8%  通所=46人、25.4%  入所=1人、0.6%

・援助者 ・協力者が確保できるか不安  合計=80人、23.5%  通所=62人、34.3%  入所=18人、11.3%

・経済的な生活が不安  合計=59人、17.3%  通所=51人、28.2%  入所=8人、5.0%

・住み続けられる場が確保できるか不安  合計=54人、15.8%  通所=38人、21.0%  入所=16人、10.0%

・安心して通院 ・入院できる医療機関がない  合計=26人、7.6%  通所=19人、10.5%  入所=7人、4.4%

・入院時の付き添いが確保できるか不安  合計=51人、15.0%  通所=44人、24.3%  入所=7人、4.4%

・地域や近所の人との交流ができるか不安  合計=25人、7.3%  通所=21人、11.6%  入所=4人、2.5%

・生きがいがない  合計=6人、1.8%  通所=3人、1.7%  入所=3人、1.9%

・孤独  合計=17人、5.0%  通所=14人、7.7%  入所=3人、1.9%

・とくになし  合計=88人、25.8%  通所=37人、20.4%  入所=51人、31.9%

・その他  合計=78人、22.9%  通所=25人、13.8%  入所=53人、33.1%

【引用おわり】



 上記の調査から明らかになったのは、「体力の維持」、「援助者の確保」、「経済の維持」「住まいの確保」に関する不安が大きいことだ。
 こうした不安をなくすることができる施策が、関係者には求められる。
 家族、事業所、自助組織、行政等の緊密な協力により、きめ細かなサービス提供がなされるようにしなければならない。

(ケー)
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