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今後の生活に対する不安は通所者に多い。

 06, 2015 05:07
 今後の生活の不安を訴えるのは、施設入所している障がい者に比べて、通所している障がい者のほうが多い。
 それは、介護する親たちの高齢化が心配という理由からである。
 以下、将来にわたる生活の基盤をどうするか、その調査結果である。

 本論文の紹介は第20回目である。



【引用はじめ】 

植 田   章

佛教大学社会福祉学部論集 第6号(2010年3月)

知的障害のある人の加齢と地域生活支援の実践的課題 ──「知的障害のある人(壮年期・高齢期)の健康と生活に関する調査」から

archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0006/FO00060L019.pdf

6 高齢化する家族(4)

 今後の生活に対する不安についての項目でも,親の高齢化とかかわって,自宅で暮らす者の多い通所で入所に比べて不安が高い。
 こうした介護者や住まいの確保の解決策の一つにグループホーム・ケアホームの入居が考えられる。
 今後の住まいにどこを希望するか家族に尋ねてみると,障害者生活施設を希望する家族が多いことがわかった。
 とりわけ, 家族には,グループホーム・ケアホーム等が安心して暮らし続けることのできる場であるかとの疑問もあるようだ。
 職員の自由記述では,本人の状態ではグループホーム・ケアホーム等での生活が可能であっても,家族の同意が得られていないといった記述も見られた。
 これについては,体験的な利用を通して家族の理解を得ていく必要があるだろう。

【引用おわり】



 家族と共に生活して事業所に通所している障がい者の多くは、現在の生活に支障を感じてない。
 今の生活をずっと続くことを望んでいる。
 それは親も同様である。
 しかし、いずれ親が高齢化してくる。介護ができなくなることが早晩やってくる。親亡き後も考えなければならない。
 家族と共に生活できなくなる時期が確実にやってくる。
 障がい者本人の自立した生活が必要になってくる。
 それがいつかというのがわからない。 
 だから、今から準備することが必要となる。
 自分の子にとって、どうすることがいいのか。自立する手立てをどうすればいいのか。
 まずはショートステイを利用してみるとか、徐々に家庭から自立することに慣れることだ。

(ケー)
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