加齢によるイライラが増えたりする

 30, 2015 05:23
 加齢によって、イライラが多くなって周囲とのコミュニケーションに困難が生じたりする。
 こうした傾向について、以下の論文が明らかにする。
 本論文の紹介は第13回目となる。



【引用はじめ】 

植 田   章

佛教大学社会福祉学部論集 第6号(2010年3月)

知的障害のある人の加齢と地域生活支援の実践的課題 ──「知的障害のある人(壮年期・高齢期)の健康と生活に関する調査」から

archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0006/FO00060L019.pdf

5 環境要因の再検討の必要性(1)

 本調査では,「行動」「性格・対人関係」の変化として,生活・労働場面での他傷行為,他の利用者とのトラブルが多くなっている点も明らかにされた。
 加齢によるものと思われる「イライラしやすい」「愚痴や不満が多くなった」といったこれまでは見られなかった変化によって,周囲の人とのコミュニケーションに困難が生じていると考えられる。
 こうした他者への消極的なかかわりには,利用者を取り巻く集団の構成が大きくかかわっている。
 たとえば, 労働・作業場面においては,壮年期・高齢期を迎えた利用者と若年の利用者で構成された班では, その年齢差が双方のコミュニケーションを困難にしたり,壮年期・高齢期の利用者が若いエネ ルギーについていけず,こもりがちになってしまうといった弊害をもたらすことがある。
 もちろん,若年の人のエネルギーが意欲をもたらしたり,年長者としての自覚をもたせるといったプラスの側面も持ち合わせてはいるが,すべての人に該当するわけではなく,個々人にとって どうであるかの見極めがいる。

【引用おわり】



 加齢といったことが、若年者との関わりにおいてうまくかみあわなかったりする。
 イライラする、不満が多くなるなど、周囲との関係でぎくしゃくする。
 それが他傷行為を引き起こし、トラブルになったりする。
 こうした行動の原因を見極め、個人ごとの対応を行う必要がある。

(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?