40歳以上の知的障がい者の課題について調査

 22, 2015 05:02
知的障がい者の加齢に関する実態調査を紹介している。
 植田章氏の論稿を引用し、知的障がい者は加齢によってどんな生活課題があるか明らかにしようとするものである。
 その第5回目である。



【引用はじめ】 

植 田   章

佛教大学社会福祉学部論集 第6号(2010年3月)

知的障害のある人の加齢と地域生活支援の実践的課題 ──「知的障害のある人(壮年期・高齢期)の健康と生活に関する調査」から

archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0006/FO00060L019.pdf
  
1 知的障害のある人の加齢研究の視点(3)

 本調査では,40歳以上(30歳代後半のダウン症者の4名を含む)の知的障害のある人の健康と身体的な状況の変化,さらに,その変化に伴い新たに必要になっている支援内容から検討を試みることにした。
 40歳以上を対象とした理由には,福祉現場の事例研究において40 歳前後に心身機能の低下をはじめとしたさまざまな変化が認められたこと,他の調査においてもダウン症者が30歳代後半から心身機能の低下や認知症を呈するなど「早期老化」が指摘されていること,わが国の介護保険制度は第2号被保険者の資格要件を40歳以上としていること, 以上の3点からである。

【引用おわり】



 知的障がい者の壮年期・高齢期ということで、40歳以上を対象とした調査研究である。
 40歳以上を対象としたのは上記によると3つの理由からだとしている。
 1つ目は、先行研究によって、40歳前後より知的障がい者の心身機能の低下が認められるからだ。
 2つ目は、ダウン症者は40歳前後より「早期老化」が認められるからだ。
 3つ目は、知的障がい者は、介護保険の被保険者として資格要件が40歳以上になるからだ。

(ケー)
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