言葉だけの問題か、具体的な行為による問題かで差別の質が異なる

 01, 2015 05:00
 障がい者に関する差別事例について分析するためのポイントは何か。
 その紹介が以下のとおり。
 その第2回目である。
 前回は1から3までを紹介、今回は4番目を紹介する。 
 


【引用はじめ】 

誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会(愛称条例の会仙台) http://blog.canpan.info/jyourei/archive/

差別事例分析のポイント [2010年09月14日(Tue)]

4.問題となる事案で、単なる言葉だけの問題か?言葉に伴って一定の行為があったのか?なかったのか?という視点が重要となる。

  例1.障害者は、このレストランに入っては困ると言われた。

 この言葉は、レストランの入店を拒否したという行為に伴って使われた言葉であろうと推察できるが、厳密に言えば、結局入店拒否があったのか?単なる言葉だけで終わったのか?事実として、確定する必要がある。

  例2.「このバカたれ」と言われた

 この場合も、単にバカたれと言われただけの場合か、それともその言葉に伴って具体的な行為があったのか?が問題となる。
 具体的な行為が伴っていれば、それが差別の定義に当たるのかが問題となり、そうではない場合には「精神的虐待」や「からかい・いじめ」に当たるかが検討されることになる。

【引用おわり】



 以上、障がい者に対して言葉による差別的な扱いに遭遇して傷つけられる。
 あるいは、レストランへの入店を拒否するといった行為があったりする。
 言葉とともに、具体的な行為による差別にはどんなものがあるか吟味し、なぜこのようなことが起きるのか分析している。
 そのことで、社会のあり方を十分把握する。
 共生社会に近づける方策を考える一助にするためである。

(ケー)
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