全盲の人に対する漢字テストってどうなの?

 27, 2014 05:00
視覚障がい者に国語の試験をする。
 漢字問題も採点の対象にするっておかしくない。
 みんな平等だという理由で。

 そうしたことに関する、「間接的差別」の事例を紹介している。
 その第6回目。



【引用はじめ】 

誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会(愛称条例の会仙台) http://blog.canpan.info/jyourei/archive/

「間接的差別」について(事例集) [2010年09月10日(Fri)]

※間接的差別とは…障害を理由としていないが、結果的に違う扱いをされること。

■事例6 「教育場面での間接差別」

○ 国語の試験で、100点中10点分あった漢字の書き取り問題を免除してもらえなかった。
 みんなは全部解けたら100点だけど、わたしは全部できても90点満点。(視覚障害)

【引用おわり】



 以上のような考え方は、一見正しくしょうがないと見なされる。
 本当にそうか。
 点字で国語の試験を受けている視覚障がい者に対して、漢字の問題が適切とは言えない。
 点字表記の多くは、音のみによるものだから。
 ただ、漢点字といった点字を漢字でも表記できるようにしたものも開発されてきている。
 しかし、現状ではまだ一般的になっていない。
 それに、八点式とか六点式など二つの形式が並列しているのが現状だ。
 学校教育の中でも、正式に取り入れられていない。
 今の段階では、漢字の問題を除外し、配点を変えるなどの合理的配慮があってもいい。
 点字で試験を受ける場合は、普通より1.5倍の時間を与えられるのが一般的なんだから。
 そうしたことと同様の考え方を取り入れればいいだけの話である。

(ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?