セルフヘルプグループには「仲間意識」がある

 20, 2014 05:33
 セルぷヘルプグループとしての親の会は、今岐路に立たされている。
 会員間に世代間ギャップが生じている。
 会運営のための会員同士の協力関係が希薄になってきている。

 そんな問題意識から、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=2762#点』という、『講演記録』を引用し続けている。
 その第27回目。

 以下の内容は、セルフヘルプグループは他の団体と異なる特徴があると指摘している。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ 会員が会のことを理解していない

 そこで、みなさんに考えてもらいたいことは、会員になってもらうときに、会のことを理解してもらうということは、ごく当たり前のことですよね。
 たとえば、会社に入るときは、その会社の従業員として、会社の方針とか、会社の考え方とか、当然、理解してもらうように会社は求めるでしょ。
 会社だけではなくて、いろんな団体がそうですよ。
 その団体のメンバーになってもらうときは、その団体の考えかたとか、設立の趣旨とか、わかってもらって、はじめて、その団体のメンバーになれるわけですね。

 ところが、ところがですよ、 セルフヘルプグループは、それを軽視してきたところがある と、私は考えているのです。
 なぜか。
 それは、セルフヘルプグループと、その他の多くの団体と決定的に違うことは、セルフヘルプグループには「仲間意識」があることなんですね。

 (続く)

【引用おわり】



 セルフヘルプグループは他の団体と大きく違うのは、「仲間意識」によるつながりという点である。
 会の運営に支障をきたしているのは、そのことがおろそかにされてきたからでないかという指摘だ。
 知的障がい者のいる母親に、育成会に入ってみないと口コミで声をかけることが多い。
 声をかけた会員にしてみれば、同じ悩みを抱えているはずだからという思いで声をかけるのだ。
 それに対して、素直に多くの仲間がいるから会に入ろうとする人もいるだろう。
 しかし、障がいのある子を抱えて悩みに悩んでいる人の中には、なんでお節介なことを言ってくるんだと思ってしまう。
 そんな傷をなめ合っている会に入って煩わしいだけと考える。
 こんな会だから一度みんなの活動見てみないと誘っても無関心。
 会の「仲間」と思われたくない意識も働くのかもしれない。
 時期を見ての勧誘が必要のようである。 

(ケー)
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