第二世代問題

 13, 2014 05:00
 育成会の運営が難しい局面にある。
 この局面をどう打開するか模索中である。
 そんな問題意識から、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』を引用し続けている。
 その第20回目。

 以下で述べているのは、「第二世代問題」についてである。
 会が長く続くと、次の世代とのギャップが生ずる話だ。
 


【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ グループの悩み

 「えー、こんな人、うちの会にはいないよ!」と、思っていらっしゃるグループのかた、たぶんいっぱいいらっしゃると思いますけど、まあ、会がはじまって、まだ数年しかたっていない場合は、そういう会員はいないかもしれません。
 でも、会が長く続いていくと、こういう人たちが増えてきます。
 それを 「第二世代問題」 と私は名付けているのですけど。
 それを仮に定義してみますと、グループに後から入ってきた人は「お客さん」になりやすい。
 「どんなことをしてくれるの?」と、待ちの姿勢の人が多いということですね。

 (続く)

【引用おわり】



 グループに後から入ってきた人たちは、どうしても「お客さん」なってしまう。
 ある程度レールが引かれたところに入るので、期待も大きい。
 入った途端、期待通りでないことがわかったりする。
 そうすると、不満が多くなる。
 してもらって当たり前と思いがちのところがある。
 グループの運営だって第一世代の苦労の成果である。
 第二世代にとって、その苦労はさておいて自分たちにとって役立つ果実のみを期待する。
 そこに、世代間ギャップができてしまう。
 第一世代が今までの苦労を強調すればするほど、第二世代とのギャップが深まる。
 これでは、グループの存続が危ぶまれる。
 互いの歩み寄りでグループ発展につなげる知恵が必要だ。
 
(ケー)
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