グループ代表を1人ずつ集めて問題点を話し合う

 09, 2014 05:27
 育成会のあり方をどうするか。組織を元気にするにはどうするか。
 そんな問題意識から、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』を引用し続けている。
 その第16回目。

 他のグループと話し合うにしても、代表が1人だけで参加した方が問題点を出しやすい。
 それが以下によるアドバイスである。
 


【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ セルフヘルプグループのセルフヘルプグループ(2)

 セルフヘルプグループのセルフヘルプグループというのは、たとえば、ひとつの例ですけれども、こんなふうに参加するわけです。
 まずAというセルフヘルプグループがあるとしますね。
 そこから、ひとりずつ、セルフヘルプグループに参加するわけです。
 同じ人がひとつのグループにいないようにするわけですね。
 同じようにBというセルフヘルプグループから、ひとりずつ別々のグループに参加するようにしたわけです。
 なぜ、そうしたかというと、やっぱり同じグループに所属する人が、そこにいると本音で話せないわけですね。
 たとえば、「うちの会長さんは、どうしようもない人なんです」なんていうと、同じ会にいる人が、横にいたら、その人から、その会長さんの耳に、その発言が入ってしまうかもしれませんよね。
 だから、わざと同じ会の人が、ひとつのグループにいないようにするわけですね。
 で、こういう形にして、自分たちのグループの問題点を話してもらうわけですね。
 そして、そこで聞いたことは絶対に外にもらさないという約束をしてもらいます。
 私は、以前、実際に難病児の親の会に御願いして、こういうグループをつくってもらったんですね。
 親の会は、病気ごとに20いくつの会があって、そこから数人の人を出してもらって、グループをつくって自由に自分たちの会の問題点を話してもらったんですね。
 そのときに、どの会の人が、どういう問題を話したのか、それは一切、外には言いませんという約束を、私もして、他の人もして、やったので、もう、すごいいろんな問題が出てきたわけですよ。

 (続く)

【引用おわり】



 一番のポイントは、話し合う内容を他にもらさないことである。
 その約束を守らないと本音が出なくなる。
 自分たちのグループについて良し悪しをはっきりさせる。
 他のグループでも同じような悩みを持っていることが自分たちのグループ再生にとって新しいヒントになる。
 本音で語る場を設ける必要がある。
 
(ケー)
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