調査概要

 12, 2014 04:01
 「きょうされん」による「障害の重い人の現実」という調査を紹介してきた。
 その第9回目である。
 それに関連したものとして、「障害のある人の地域生活実態調査の結果(最終報告)」がある。
 それを今度は、紹介していく。

 障がい者の生活格差を数値的に明らかにすることを目的にした調査である。
 


【引用はじめ】

 2012 年 10 月 1 日
 NEWS RELEASE
 きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)は、障害のある人も、障害のない人も 誰もが生きやすい社会をめざして、ソーシャルアクションを展開しています。

 日本の障害の重い人の現実

障害のある人の地域生活実態調査の結果(最終報告)

1.調査概要

(1) 目的

 本調査は、障害のある人の所得状況と生活状況を把握し、それを障害のない市民と比較し、格差の実態を明らかにすることを目的に実施した。
 とくに、今国会で審議されている障害者自立支援法に代わる新法の論議をはじめ、近々に改正が図られる障害基礎年金を含む国民年金法のあり方など障害関連政策の検討をすすめるうえで、改革すべき障害施策の問題点を浮き彫りにすることを主眼とした。

(2) 調査対象・方法

 きょうされん加盟の通所施設・入所施設・事業所を中心に、2011 年 11 月から 12 月末日までに FAX または郵送によって、記入者本人より直接回収した。
 また、日本障害者協議会に加盟する事業所団体にも調査を依頼 して、2012 年 2 月 3 日までに FAX または郵送によって記入者本人より直接回収した(註 1)。

(註1) 全国社会就労センター協議会、日本盲人社会福祉施設協議会、ゼンコロ、全国精神障害者地域生活支援協議会の 4 団体

(3) 回答数

  回答のあった障害のある人は 10,012 人で、就労継続支援A型やB型事業、就労移行支援事業、生活介護事業、地域活動支援センター、旧法授産・更生施設などの障害福祉サービスを利用している人たちであった。
  なお、我が国の障害福祉サービスの利用者は 64 万人(註 2)とされており、本調査はその 2%弱が回答したことになる。

(註 2) 出典:厚生労働省統計情報「障害福祉サービス等の利用状況について」2011 年 11 月分から

表 1 記入者の内訳(複数回答あり、有効回答数 9,756) (以降、小数点第 2 位を四捨五入)
◯ 本人     3,570 人 36.6%
◯ 親      3,673 人 37.6%
◯ きょうだい  204 人 2.1%
◯ 職員 2,325 人 23.8%
◯ 配偶者 63 人 0.6%
◯ その他 23 人 0.2%

【引用おわり】



 きょうされんの関係者1万人余りの大規模な調査である。
 障害者施策を考える上で、基礎的な調査結果を明らかにしている。

(ケー).
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