生活保護の受給率は、障害のない人の6倍以上

 06, 2014 05:18
 「きょうされん」による「障害の重い人の現実」という調査を紹介している。
 その第3回目である。
 障がいのある人は、障がいのない人の生活保護の受給率が6倍以上になっている。
 障がいゆえに働くことができない、働いてもごくわずかの賃金しかもらえない。
 生活自立には、ほど遠い現実がある。



【引用はじめ】

 2012 年 10 月 1 日
 NEWS RELEASE
 きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)は、障害のある人も、障害のない人も 誰もが生きやすい社会をめざして、ソーシャルアクションを展開しています。

 日本の障害の重い人の現実

<生活保護の受給率は、障害のない人の6倍以上>

 1996 年以来増え続ける生活保護受給者。保護を受けている人の割合は、1.52%となっています(2010 年時点)。
 一方で、障害のある人が生活保護を受けている割合は 9.95%。実に 6 倍以上です。

【事例】 神奈川県で単身生活を送るAさん。
 精神障害。
 企業で就労していましたが、人間関係や仕事の進め方等で悩み退社、現在通所型の就労訓練施設に通っています。
 親との関係が悪く、同居や援助は望んでいません(兄弟にも障害有)。
 収入は月約 10 万円の年金のみ、年収にすると約 120 万程度。
 現在働いていた時の貯金を切り崩して生活していますが、この状態が続けば生活ができなくなり、生活保護にならざるを得ません。

【引用おわり】



 生活保護世帯が、増えている。今年5月時点で160万3093世帯と過去最多を更新した。
 厚労省の集計である。
 高齢者を中心に単身世帯の受給者が増えている。
 最近、生活保護の不正受給が問題になったりする。
 日本の財政が逼迫する中でこうした問題を放置しておけない。
 必要な人に対して、必要な生活保護が給付されることが求められるのはもちろんである。
 生活保護を受けざるを得ない障がい者が多い現実に対して、どうすべきか。
 働く場、住いの場を確保する手厚い施策が必要である。

(ケー).
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