高齢化問題に対する親の思いの調査内容

 20, 2014 05:20
 知的障がい者の高齢化に対する親の思いを調査した論文を紹介している。
 その第2回目。
 アンケートの調査内容を明らかにしたものが以下のとおり。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

3.調査内容

調査は、以下の項目を中心に行った。

(1)障害者の老後について
①子ども達の老後に対して不安があるか?
②ある場合、その理由は何か?

(2)障害者の高齢化についての印象(身体的、心理的側面)
①子ども達が年老いたと思うか?
②思う場合、その理由は何か?
③介護が必要となる状況があるか?

(3)障害者自身の高齢化についての認識
① 子ども自身、高齢になることを理解してい ると思うか。
②思う場合、その理由は何か?

(4)障害者の介護について
①きょうだいに障害者の介護を期待するか?
②期待する場合、その事を言葉で伝えている か?

(5)職場での定年制の導入について
① 将来、授産施設などにおいても定年制の導入が必要であると思うか?
②必要ではない場合、その理由は?

(6)高齢の障害者の生活場所
①高齢の障害者は、どこの生活場所が望ましいか?
②高齢の障害者の人生の終焉場所

【引用おわり】



 高齢化の問題は、誰にでも訪れる。障がいのある子についても同様である。
 その親たちは障がいのある子より高齢になっている。老老介護、老障介護、障老介護の現実は遅かれ早かれ訪れる。
 それへの対応となれば、厳しいことは目に見える。
 今から何を準備すべきか。個別の対応でできるものもあるが、それよりも個別の対応だけではとても難しいこともある。
 問題を共有する人たちと課題解決に向けた運動に取り組むことが求められる。
 今大丈夫といっても、将来の不安が担保されてない現実に向き合うことである。
 
(ケー)
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