ニーズに応じた特別支援教育のあり方

 04, 2014 05:00
 東 俊裕氏の講演(平成26年7月12日・土・山形国際交流プラザ・10時から12時)について11回にわたって報告してきた。その講演の後は、昼食休憩をはさんで午後から「リレートーク」が行われた。
 障がい当事者や関係者4名が登壇して、今までの障がい者差別に関する事例や経験を語った。
 それに対して、東氏よりコメントがあり、フロアとのやりとりも行われた。
 今度はその概要について、何回かに分けて報告している。
 今回は、リレートークの第11回目になる。フロアとのやりとりである。


〇 日時、平成26年(2014年)7月12日(土) 午後1時半~3時

〇 場所 山形国際交流プラザ「ビッグウィング」2階交流サロン

〇 「福祉セミナー」 リレートーク



『フロアとのやりとり』

【フロアの発言者】

学校においては、インクルーシブ教育の重要性が指摘されている。
 肢体不自由の児童生徒にとって、トイレ介助は欠かせない。
 校外学習において、一人一人のトイレ介助が必要となる。その時、利用するトイレには、オムツ交換用のベットがなかったりする。洋式トイレで安心して排泄できる場所が少ない。
 教員は、今ある枠組みの中で様々な課題に取り組んでいる。
 小学校の特別支援学級は、学年がオープンの複式学級になっている。将来、卒業後の様子もふまえた対応を考えて、一人ひとりに対する今の関わり方を工夫している。
 それぞれの障がい児の教育的課題を踏まえ、親の思いも大事にした対応に努力している。

【東俊裕氏のコメント】

 学校教育という枠組みの中で特別支援教育のあり方について努力していることは認める。
 ただ、今ある制度、特別支援学校のしくみを今後どういう方向にもっていくかまだまだ考える余地がある。
 地域の中にある特別支援学校のニーズが増えている。
 しかし、そのニーズに対して、すべてを受け入れるやり方になっていない。
 ニーズに応じた支援のあり方を変えてきたのも確かである。
 ティーチ(TEACCH)プログラムのやり方は、障がい児だけでなく一般の子供にも使える。
 そうしたものを導入することで、学級自体を変えることができる。
 こうした実践を広めるために、トライアル的な試みが必要となる。 

 (ケー)
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