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職場適応期の支援

 13, 2014 06:00
 全日本手をつなぐ育成会編「知的障害者者の就労と生活に関わる 政策提言Ⅰ」(2014年1月)がまとまった。
 全日本手をつなぐ育成会障害者政策研究開発センター 就労支援ワーキングチーム(委員長 松矢勝宏)による成果である。
 知的障がい者の就労支援施策に関する現状と課題について、詳細にまとまっている。
 ていねいに読んで、私たちが今後いかなる働きかけをすべきか学んでいこうと思う。

 シリーズで引用・紹介している。

 その第26回目。

 ジョブコーチ制度もうまく活用されると、職場適応がうまくいく事例が多い。
 それが財源の問題などもあって、なかなか十全に活用されていないの現実だ。
 そのあたりの事情が次で説明している。

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【引用始め】

3. 福祉事業所等への支援施策

(1) 障害のある求職者と企業とのミスマッチの防止(p.12)

 同様に、就職後の職場適応期の支援として、第1号職場適応援助者(ジョブコーチ)が制度化されている。
 しかし、この制度も財源の問題で十全に活用されていない。

 就職直後の職場適応期は、就職者も企業も不安が多く、その後の職場定着に大きな影響を与える。
 そのため、特に仕事の切り出しが難しい職場などではジョブコーチの導入が大きな効果を持つ。

 しかし、現在の第1号職場適応援助者助成金制度では、支援の機関・配置場所(公的機関の支援は出来ない)の問題がある。
 そのため、十全な活用が出来てない。

 制度の運用を柔軟にし、対応する必要がある。

 また、ハローワークによる指導においても、雇用に向けた指導の中で、データに基づきミスマッチの増加を強調し、それを防ぐための方策を提示すべきである。
 
(この項つづく)

【引用終わり】

★ 上記の引用文については、一文そのものが長文のため、短文に直しているところがある。
  また、前後関係を入り替えたりした部分もある。段落は一文ずつにした。
  著者には申し訳ないが、できるだけわかりやすくするためなのでお許し願いたい。
  意味内容は変えてない。語尾を変えたり、接続詞を使っている程度だ。
  著者の意図を忠実に再現したつもりである。

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 ジョブコーチの配置は、職場適応を促進するうえでとても重要だ。
 求職者にとっても、企業側にとっても職場適応を図る上からも、とてもいい制度である。
 ジョブコーチは、働くうえでのいろんな問題を解決してくれる。
 個々に応じたきめ細かな配慮をすることが可能である。
 ジョブコーチが活用できる制度に直していくのが重要である。
 また、ハローワークが持っているデータを公表して、ミスマッチ対策に役立てる必要がある。

 (ケー)
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