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 国際学会に参加した「ゆたかカレッジ」のスタッフは、オーストラリア・フリンダース大学教授と意見交換ができた。
 知的障害のある学生の高等教育に関してである。
 自立を促すためのソーシャルスキルを学ぶことを重視している。
 さらに、自分なりのテーマでプレゼンする機会もある。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第311回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第5章 諸外国における知的障碍者の大学進学

第3節 オーストラリアにおける知的障碍者の大学進学 (オーストラリア・フリンダース大学教授)

 長谷川:カレッジの目標は 4 つありまして、まずひとつは「折れない心をつくる」ということ、それから「生活のスキルを学ぶ」という    こと、3 つめが「青春を謳歌する」、それから「社会常識とか社会人としてのマナーとかルールを学ぶ」です。

 XXX:はい。いわゆるソーシャルスキルと呼ばれるものですね。私たちも同じです。
  自立そうしたことを含めて学びます。今、何名の学生がいますか。

 長谷川:5 つのカレッジで 120 名です。

 XXX:IDの学生たちですか。

 長谷川:そうです。全員そうです。

 XXX:素晴らしい。よくやりましたね。

 長谷川:地図で見ると東京にひとつと九州の長崎と福岡に 4 ヶ所と広範囲でやっています。

 XXX:素晴らしい。それだけの学生たちが学んでいるというのは素晴らしいですね。

 長谷川:1 年生と 2 年生が教養課程で、こういった教科を学んでいます。

 XXX:素晴らしい。

 長谷川:例えば、自主ゼミの授業では 1 年かけて学生たちが自分のテーマを決めて論文を書きます。
  で、各それぞれのカレッジでこういったプレゼンを学生がパワーポイントでするのですね。

 XXX:私たちの学生も同じようにプレゼンをやるのですよ。
  そうすると自信を持つとか、みんなの前に立つとか、そういうようなスキルも学べると同時に、そういうことができるということで
 自信を持つのですね。
  これはそれぞれの学期ひとつの教科を勉強しますので学期の終わりに必ずこのプレゼンテーションをやっているわけです。
  だから年に 2 回ですね。

 長谷川:私たちはそれぞれで予選があって 3 名の代表者が選ばれて、最後は福岡で 5 つのカレッジの代表者が発表するという
  本選を行います。

  

【引用おわり】

 「鞍手福祉会ゆたかカレッジ」のメンバーは、海外で実践されている知的障害のある学生への高等教育のあり方を視察した。
 「ゆたかカレッジ」のスタッフは、国際交流によって、より良い教育実践につなげようとしている。
 日本で不足しているインクルーシブな環境の必要性を改めて認識した。
 今後の大きな課題としている。                      

(ケー)

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