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 ナザレ大学には、知的障害のある学生が普通にいる。
 こうした光景は日本にはない。
 日本の知的障害のある学生も本当の大学に行きたいというニーズがある。
 日本ではそれが実現できていない。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第304回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

おわりに

(2) ナザレ大学学生との、交流を通して

 昼食交流会では、ナザレ大学学生の姿を近くで拝見することができた。
 障碍がある学生が、にこやかにそして少しはにかみながら、コーヒーをふるまってくださった。
 昼食後には学生と少しではあるが交流することができた。
 日本と韓国の歌手についての話をした。
 私の話すつたない韓国語にもしっかりと耳を傾けて、頷いたり、話したりして下さった。
 ゆたかカレッジの概要説明では、スライドを見つめ、通訳のことばをしっかりと受け止め ている様子がみられた。
 その交流の中での気付きが 2 点ある。
 一点目は、知的障碍がある方の進学率が 0.4 パーセントということに、驚いていたということだ。
 ナザレ大学学生にとって、日本における知的障碍がある方の高等教育が保障されていないことは、声をあげるほどの驚きであった。
 ナザレ大学では、知的に障碍がある学生がいることは「普通」により近い感覚であるといえる。
 日本においても、障碍がある学生が「普通」に大学で学べる場づくりをしたい。
 ゆたかカレッジの支援教員として、その使命を強く感じたできごとであった。
 二つ目は、学生の表情がとても明るいということである。
 ナザレ大学が居場所として機能し、分かりあえる仲間がいる。
 学びたい思いが実現できる。
 その充実感からであろうか。
 ゆたかカレッジで勤務して、数回耳にした言葉がある。
 「本当の大学に行きたかった。」ニーズがそこにあるのである。
 ニーズがあるからには可能な限り環境の整備をし、ニーズに応える必要がある。
 障害者差別解消法が施行されたことからもそれがいえる。
 ゆたかカレッジの目指す道は間違っていないと、ナザレ大学の学生の姿を見て確信した。

  

【引用おわり】

 日本でもナザレ大学のように知的障害のある学生を受け入れる大学を実現したい。
 その先鞭をつけようとしているのが、「ゆたかカレッジ」である。
 今は「福祉型大学」と称している。
 インクルーシブな環境が整備がされていないので。
 障害のない学生とともに学べるシステムをどのようにどうしていくのか。
 その実現に向けた取り組みが必要である。                 

(ケー)

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