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 セラさんは知的障害のある学生である。高卒後、カルガリー大学に受け入れてもらった。
 今まで多くの不公平な扱いだった。
 大学に入学して適切なサポートプログラムによって社会性を身につけることができた。
 大学卒業後の人生もよりよいものになるだろうと期待している。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第153回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第5節 カルガリー大学の取り組み

3 障碍学生の保護者、障碍者インストラクターの思い

 ローリーさんは知的障碍を持つセラさんの母親である。
 ローリーさんは、以下のように語っている。
 「娘セラは、5 年間カルガリー大学で演劇を中心に学び、この春めでたく卒業しました。
 セラは、障碍をもって生まれてきたことで、いつも不公平な扱いを受けてきました。
 学校に行き、いよいよ高校を卒業するというとき、他の健常の生徒さんが大学に行くという選択をし、セラにもそういう機会を持たせたいと思いました。
 大学のサポートプログラムにはとても感謝しています。
 セラはたくさんの授業を受けることができました。
 大学生活では、スポーツクラブの一員となりました。
 そこでも様々な活動に参加していました。
 娘は、大学で社会性をしっかり学び、成長していきました。
 これからよりよい人生を送れるに違いありません。」

 カルガリー大学歴史学部のケビン教授は、障碍者のインストラクターという立場で学生の支援にあたっている。
 ケビン氏は、障碍者支援に関して以下のように述べている。
 「私は、2 名の障碍学生の支援を行っている。
 必要に応じて NGO のスタッフとメールで連絡を取り合ったり、直接会ったりして話し合いながら、学生に一番適した学習サポートを行っている。
 障碍学生の支援を行うとスタッフへの連絡や学生への対応などで、通常の業務以外に多くの時間を割かなくてはならなくなることを最初は懸念していたが、実際には、一緒にサポートするスタッフとの協力関係もありスムーズに進めることができている。
 学生の成功体験を確立するためには、まず学生が授業にしっかりと参加することが大切である。
 後は自発的にしっかりと教員とコミュニケーションを取ることが大事であるとアドバイスしている。」

 

【引用おわり】

 カルガリー大学のケビン教授は、障害のある学生のインストラクターでもある。
 学生にとって多くの成功体験を積み上げることができるようサポートスタッフと協力を強固なものにしている。   
  
 (ケー)

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