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 知的障害のある学生を大学に受け入れるには、少人数を受け入れる大学の数を増やせば、選択肢が広がるという利点があっていい。
 一般の学生と交流の機会も増える。
 障害のある学生を多人数にしてしまうと、同じグループで固まってしまう可能性がある。
 こうしたことも考慮しなければならない。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第143回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第3節 マウントロイヤル大学の取り組み

3 インクルージョンアルバータとの方向性の違い

 しかしながら、インクルージョンアルバータはそのような方法ではなく別の方向を指向している。
 それは、少人数の障碍学生を受け入れる大学の数を増やすという選択である。
 受け入れる大学を増やすと、いろいろな学科を履修できるようになる。
 それは障碍学生の学びの選択肢が広がるということであり、学生たちの興味、個性に合わせた受け入れが可能になるということを意味する。
 障碍学生の受け入れ人数についてはまだまだ試験的なものであり、今後は、8 名を 16 名に増やすという案を検討している。
 しかしながら学生数を増やすことによって、障碍学生が彼らだけでグループを形成してしまう可能性がある。
 そうなると一般学生との関わりが薄くなってしまうだろう。
 そこで現在のところは、少しずつ数を増やしながら慎重に活動を行い、これらの可能性も視野に入れて状況を見極めている段階である。
 このことは、非常に重要なポイントといえる。
 現在、いろいろな教育機関が学生たちを分けて考える傾向にあり、一般学生と障碍学生の交流を設ける際に、似たような人たちが集まってしまう傾向がある。
 そうさせないためのデリケートなサポートをどのように行っていくかは、インクルーシブアルバータにとっても重要な問題であると考えている。



【引用おわり】

 大学に障害のある学生を受け入れる意義は、一般学生との交流を図ることでもある。
 こうした環境づくりを進める対策が練られているのが現状である。         

 (ケー)

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