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 知的障害のある学生と関わるパートナーは、とても大事な役割を果たしている。
 障害のある学生と一般の学生であるパートナーは、良好な関係を保つ。
 それによって、障害のある学生の著しい成長を促している例もある。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第139回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第2節 レジャイナ大学における知的障碍者の受け入れ

6 障碍学生たちのパートナー

 パートナーの人たちとうまくいかないケースはほとんど見られない。
 あるパートナー学生は、ボランティアをしたいと考えていたが、忙しくなってあまりボランティアができていなかった。
 それでパートナーをやめることになった。
 しかし、他のパートナー学生がいるから問題はなかった。
 障碍学生とパートナーが気まずい関係になったり、喧嘩したりするなどの例は見られない。
 障碍学生がパートナーと関わることでの変化や成長は著しい。
 たとえば、ある学生はプログラムを始める前はとてもおとなしい性格だった。
 他の人と話すのが苦手で、怖くて授業に行くのも誰かのサポートを必要とした。
 授業に一人で行くことも苦手で、授業が始まる前に CFA オフィスの前でパートナーをずっと待っているような学生だった。
 しかしパートナーと関わることで変わった。
 キャンパス内で、知り合いを見つけると「あ、友達だ」と話しかけ、しばらく歩いていくとまた別の人に「あ、友達だ」と話しかける。
 誰とでも仲良くなり、性格もとても社交的になったのである。
 現在は、会社のオフィスで働いており、お客様を迎える時には積極的に話しかけている。
 初対面の人と話すことも怖くなくなり、性格もとても明るくなった。
 その障碍学生が CFA メンバーの中で一番成長した学生である。
 人のお世話をすることで自信をつけて、積極的な性格に変わったのである。



【引用おわり】

 上記のように消極的な障害のある学生の大きな成長は、パートナーとの関係で学んだことが大きい。
 友人関係を築く経験がずっとなかった。
 学内でパートナーと付き合い、友人との関係がわかった。
 引っ込み思案は今までの経験不足が原因だった。
 パートナーの関わり方が良かったとも言える。            

 (ケー)

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