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 知的障害者にとって大学の代わりの役割となる施設がほしい。
 それを実現したのが、「カレッジ福岡」。
 その運営もユニーク。

 それを以下において説明している。
 第5回目の引用だ。
 


【引用はじめ】

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160705-OYS1T50007.html
YOMIURI ONLINE
九州発 読売新聞関西部本社 ニュース特集

[大学への道]<2>教育に力 広がる可能性 2016年07月12日

◆「カレッジ」こだわる

 知的障害を持つ若者は大学や専門学校などへの進学が難しいため、大学の代わりの施設として開設されたカレッジ福岡(福岡市東区)では、どのような運営が行われているのだろうか。

 カレッジ福岡は、障害者総合支援法に基づいた障害福祉サービスとして、1、2年生は「自立訓練事業」を、3、4年生は「就労移行支援事業」を利用した4年制の障害者福祉施設だ。
 社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会(福岡県鞍手町)が2012年に設立した。
 学生がサービスを利用することで、自治体から訓練等給付金が施設に支給され、授業料は原則無料となる仕組みだ。

 施設側は、開設の申請を福岡市に行ったところ、「カレッジ」の名称について「福祉施設であって学校ではない」と当初難色を示されたという。
 長谷川正人理事長(55)は「大学の受け皿となる設立の趣旨などをねばり強く説明し、許可が下りた」と振り返る。
 この後、全国各地で「カレッジ」の名称がついた同様の福祉施設の開設が続いた。



【引用おわり】

 「カレッジ」という名称を使うことも簡単には許可されなかった。
 理事長による自らの体験からくる説明が功を奏した。
 知的障害者も大学進学並みの教育期間が必要なことを納得させたのである。
 そして、今ある福祉サービスをうまく活用して実現した。
 多くの人がそれを待ち望んでいた。 
    
 (ケー)
 知的障害者のために、特別支援学校高等部等を卒業してからの「学びの場」を要望する声があった。
 一部の保護者が、専攻科を設置する運動を始めている。
 しかし、なかなか実現には至らなかった。
 その代わりになる「学びの作業所」と呼ばれるものが全国的広がりを見せている。

 以上のような経緯を以下の引用において述べている。
 以下の引用は、第4回目となる。
 


【引用はじめ】

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160705-OYS1T50007.html
YOMIURI ONLINE
九州発 読売新聞関西部本社 ニュース特集

[大学への道]<1>18歳 学び成長する場を 2016年07月05日

◆全国30か所以上に

 和歌山県内で01年頃から、「高等部で終わらせず、もっと学ばせたい」と考える保護者らが、専攻科設置の運動を始めた。
 専攻科を考える会の一つが行政に設置を働きかけたが、実現しなかった。
 そこで地元の福祉作業所にかけあい、自立訓練事業(2年間)を利用した「福祉型専攻科」を08年に全国で初めて実現させた。
 この後、こうした施設は「学びの作業所」と名付けられ全国に広がった。

 長谷川さんは各地の動きを参考に、「福祉型大学」として「カレッジ」を構想した。
 「次女がいなかったら、考えも及ばなかった」と話す。

 長谷川さんは15年までに、長崎県大村市、東京都新宿区、北九州市、福岡県久留米市に同様の「カレッジ」を次々に開設し、約120人が学んでいる。
 現在、「カレッジ」や「学びの作業所」などは全国で30か所以上に増えている。



【引用おわり】

 「福祉型大学」は現在120名を擁する。
 九州を中心に全国4か所に設置している。
 今後どのような広がりと実践が生み出されるか注目したい。
    
 (ケー)
 知的障害者にとって、特別支援学校高等部を卒業すれば進学の道はない。
 特別支援学校高等部に専攻科を設置しているのも全国的に珍しい。
 こうした一般の高校生と比べての教育格差は問題である。

 以上の指摘を以下で述べている。
 以下の引用は、第3回目となる。
 


【引用はじめ】

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160705-OYS1T50007.html
YOMIURI ONLINE
九州発 読売新聞関西部本社 ニュース特集

[大学への道]<1>18歳 学び成長する場を 2016年07月05日

◆進学率1%未満

 九州・山口では、特別支援学校高等部を卒業した知的障害者が、大学や専門学校へ進学するのはほぼゼロ。
 卒業生のために高等部に「専攻科」(1年間以上)を設置できるが、知的障害者のための特別支援学校の専攻科は全国に九つだけ。
 九州・山口には、鹿児島県日置市の私立鹿児島城西高校に知的障害者の専攻科がある程度だ。
 高等部を卒業後は就職するか、障害福祉サービス施設で就労に向けた訓練などを受けるしかないのが現状だ。

 長谷川さんは、一般の高校生は約7割が大学などに進学するのに、高等部を卒業した知的障害者の進学率が1%にも満たないことについて、「大きな教育格差が生じている」と言う。
 「健常者の青年は大学などで、青春を謳歌しながら成長する。
 知的障害の青年には、こうした成長の時間が与えられていないのはおかしい」と疑問を投げかける。



【引用おわり】

 知的障害者の進学の場をどのように実現するか。
 先進的な取り組みが次回以降に詳しく述べられる。
   
 (ケー)
 知的障害のある子をもつ親の多くは、特別支援学校高等部を卒業後も心配である。
 その証言をしているのが、下記の話である。

 以下の引用は、第2回目となる。
 


【引用はじめ】

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160705-OYS1T50007.html
YOMIURI ONLINE
九州発 読売新聞関西部本社 ニュース特集

[大学への道]<1>18歳 学び成長する場を 2016年07月05日

◆きっかけは親心

 「娘のことをちょっと話したいのですが。カレッジを作るきっかけになったのが、次女です」

 福岡市東区に2012年、「カレッジ福岡」を開設した社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会理事長の長谷川正人さん(55)は、5月の説明会「オープンキャンパス」で、参加した保護者らに語り始めた。

 「カレッジ」は障害者総合支援法に基づく、障害福祉サービスの「自立訓練事業」と「就労移行支援事業」(各2年間)を組み合わせた4年制。同法人では「福祉型大学」と呼ぶが、大学ではない。

 長谷川さんの次女(24)は重度の知的障害で、特別支援学校高等部を卒業する時、長谷川さんは次女にもっと勉強を続けさせたいと考えていた。担任に「娘を留年させて」と頼んだが、だめだった。「18歳で卒業して、すぐに福祉事業所で働かせるのは、あまりにもせつなかった。もう勉強をするところがないのかと残念でした」と長谷川さん。結局、生活介護の事業所で働くようになった。



【引用おわり】

 特別支援学校高等部を卒業した人たちの進路は、就労か福祉的対応かのいずれかである。
 それでいいのだろうかという親たちの疑問がある。
 その疑問に何らかの回答したのが、「カレッジ福岡」である。
 今の福祉サービスをうまく使っている。
  
 (ケー)
 知的障害者が特別支援学校高等部を卒業後、その進路は限られている。
 健常者のような大学進学への道はない。
 就労か福祉的対応という限定的なものだ。
 知的障害者に対する高等部以降の教育の場が必要とする声が以前からあった。
 そうした教育の場に関する実践的試みが始まっている。
 そうした事情について本ブログでもずっと取り上げてきた。
 今回は、読売新聞が取材した記事を何回かにわたって取り上げる。
 その記事に掲載された内容に関するコメントを加えながら、大学的教育施設の必要性を述べたい。

 以下が、第1回目の引用である。
 


【引用はじめ】

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001000/20160705-OYS1T50007.html
YOMIURI ONLINE
九州発 読売新聞関西部本社 ニュース特集

[大学への道]<1>18歳 学び成長する場を 2016年07月05日

 知的障害を持つ若者が、特別支援学校高等部を卒業後、自立のための勉強や職業訓練をする4年制の「カレッジ」が全国的に広がりを見せている。
 大学進学への道は厳しく、大学の代わりにと設置された学びの施設だ。
 知的障害を持つ若者の進学はどうなっているのか、現状について考える。



【引用おわり】

 知的障害者は、18歳で社会自立が求められる。
 福祉的対応の人も多い。
 どうにか就職できても定着しないケースも多い。
 こうした問題の解決のために、教育の延長といった考え方がある。
 健常者に比べて進路の選択幅が狭くないか。  
 
 (ケー)
やまがた障がい者芸術活動推進センター
ぎゃらりーら・ら・ら から作品展のお知らせです

今回は社会福祉愛泉会の日中活動事業所を利用している方々の
作品を集めての展示会で「おてて展」となっております

縮小版

お近くに(県庁など)おいでの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか

今年度も赤い羽根共同募金配分事業として
ライフステージに合った地域福祉充実事業を開催いたします。

第一弾として、ちょっと難しいと敬遠しがちな「成年後見制度」についての研修です
今回は、埼玉県手をつなぐ育成会が立ち上げた「法人後見センター」で
後見人として活躍していらっしゃる高野淑惠氏を講師にお迎えし
「お母ちゃん後見人の本音」と題してわかりやすくお話をしていただきます


後見制度案内 (1)

期日:5月31日(木)午前10:00~12:00(受付開始:午前9:30~)
会場:山形市総合福祉センター 3F 第一研修室
    山形市城西町2-2-22
講師:高野 淑惠氏 公益社団法人埼玉県手をつなぐ育成会副理事長

参加費は、育成会会員非会員問わず無料です!


参加ご希望の方は、山形県手をつなぐ育成会までメール・FAXで
参加する方のお名前、ご連絡先をご記入の上お申し込みください。

育成会会員の方は地元育成会事務局でも県育成会事務局直接でも受付いたします。

お問合せ:申し込み
一般社団法人山形県手をつなぐ育成会
TEL:023-623-6572 FAX:023-623-6571
Mail:y-ikuseikai@coda.ocn.ne.jp

 知的障害者にとって教育は18歳で終了。
 特別支援学校高等部卒業後は、就労か福祉の道のみ。
 障害のない人は進学の道があり、選択の幅が大きい。
 それに比べて、知的障害者の進路は狭い。
 知的障害者一人ひとりの可能性をもっと高めるためにも、進学の道を求める声はずっと前からあった。
 その実現に努力した例を取り上げてきた。
 カレッジと称する福祉型大学の実践である。

 その内容に関して最後の回(第11回目)になるが、目次で振り返ってみる。
 


【引用はじめ】

https://www.tbsradio.jp/79597
TBSラジオ 2016.10.8 土曜日08:59
毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。
様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

知的障害者の「4年制大学」的福祉施設

 知的障害者の大学進学者は、ほぼゼロ

 カレッジはどんな施設?

大学ではないが、社会に出る前に4年間学べる施設

 卒業後もバックアップ

 健常者にこそ意味がある「大学との交流」

 長谷川さん「大学との交流を重視する理由」



【引用おわり】

 知的障害者の大学進学はゼロというの常識を覆す試みである。
 カレッジにおいて実績を積み上げて、関係者にその成果を示す必要がある。
 事実でもって、成果を示せば理解が広がり応援者も増える。
 それによって福祉型大学の必要性が世に広まるだろう。  
 
 (ケー)
 カレッジの実践によって、知的障害者の教育格差が縮められないか。
 そうした試みである。
 まだまだ卒業生も少ないのでその効果がどの程度か明確ではない。
 でも、アメリカでは知的障害者が大学に進学する制度はできている。
 どうすれば、そうした制度化が可能か。

 以下について、第10回目の引用を参照してほしい。
 


【引用はじめ】

https://www.tbsradio.jp/79597
TBSラジオ 2016.10.8 土曜日08:59
毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。
様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

知的障害者の「4年制大学」的福祉施設

 健常者にこそ意味がある「大学との交流」

 長谷川さん「大学との交流を重視する理由」

 海外では、学びたい意欲があれば大学に入れるため、知的障害者も一緒にキャンパスライフを送っているところもあります。
 長谷川さんは、そんなアメリカの大学を何度も視察してきたそうです。
 「日本も国の制度して知的障害者が大学に進める道を整えてほしい」と話しています。

 日本の大学は、ほとんど試験に合格した人だけが入学できるシステムです。
 知的障害者の受け入れについて考えられていません。
 大学生と同じように4年間勉強できるこのカレッジの取り組みで、健常者と障害者の教育格差や就職格差が縮まるといいと思います。



【引用おわり】

 高等部卒業後の4年間をカレッジで学ぶ意義は大きい。
 健常者並みの教育期間を保障することになる。
 ゆっくりしたペースの学びを経験できる。
 青春時期の貴重なカレッジ生活によって、豊かな人生経験の一コマとなり得る。  
 
 (ケー)
 知的障害者が通うカレッジ(大学)では、障害のない健常者との交流も重視している。
 カレッジを運営している長谷川さんがインタビューに答えて、以下のように述べている。

 第9回目の引用となる。
 


【引用はじめ】

https://www.tbsradio.jp/79597
TBSラジオ 2016.10.8 土曜日08:59
毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。
様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

知的障害者の「4年制大学」的福祉施設

 健常者にこそ意味がある「大学との交流」

 長谷川さん「大学との交流を重視する理由」

 同じ年頃の青年たちが、障碍のあるなしにかかわらず交流していくというのはとても大きな意味がある。
 それは健常者の大学生にとっての意味が大きい。
 先日、相模原で大変な事件がありました。
 障碍のある人たちと触れ合うことの中で、一般の人たちが障碍のある人たちのことを理解するという。
 そういった機会が大事だ。



【引用おわり】

 障害者に対する差別や偏見は、障害者との触れ合いが足りないことからくる。
 また、触れ合い方も互いの良さがわかるようでなければならない。
 障害のあるなしを乗り越えて、より良い関係が築けるようにすることだ。
 そのためにも、互いに交流する機会を多くつくる必要がある。 
 
 (ケー)

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