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 知的障害者に対する世間の決めつけがある。
 なんにもわからないから、説明しない。
 経験もさせようとしない。

 こうしたことを障害当事者である土本さんが以下で述べる。  
 土本秋夫氏の著述による第6回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

おや まわりの人(ひと)たちは なにも わからない と さいしょ から きめつけて なんでも かってに やってしまう。

せつめい するのも めんどうと おもっている。

けいけんも させない。

せんたく することも させない。

ちいき では すめないと きめつけている。

かってに きめつけるのを やめてほしい。

【引用終わり】



 周囲にいる人たちは知的障害者に対する偏見がある。
 初めから、わからない人とレッテルをはる。
 やらせようともしないのだ。
 家族も、支援者がそうするのだから、一般の人だってそうするのも当然。
 もっと身近な人たちが、知的障害者を理解し、さまざまな経験や体験を適切に行ってほしい。
 身近な人こそ、合理的配慮に努めることである。        
                 
(ケー)
 知的障害のある人は、コミュケーションに問題がある。
 相手の話を理解すること、相手に対して伝えることなどが難しい。
 わかりやすい情報提供がなされていないためである。

 以上のようなことを障害当事者である土本さんが以下で述べている。  
 土本秋夫氏の著述による第5回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

自分(じぶん)も そうですが あいてに きくと ゆうことが むずかしい。

はつおんで あいてに つたえ きれてない ところもあります。

えきの なまえに ふりがなを ふれば こどもや こうれいしゃ がいこくからきたひと にも わかりやすく なります。

いままで 自分(じぶん)たちは わかりやすい じょうほうを うけて いろいろなけいけん をして、 たっせいかんを える ことが すくなかった。

いままでは じょうほうを 自分(じぶん)のものに することができず けいけん たっせいかんを うばわれてきた。

【引用終わり】



 知的障害のある人の多くは、社会の中で、わからなくてもいいんだという立場に置かれたままだった。
 本人たちも自分たちの力で、情報を理解し、伝達することができることを願っている。
 それには、情報そのものを本人たちが理解しやすくすることが求められている。
 そのためにも、社会の側はもっとわかりやすい情報提供に努力することである。        
                 
(ケー)
山形県障がい福祉課を通してのご案内です。

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お問合せ先:世界の音楽コンサート実行委員会事務局
TEL:030-4049-3906


ご訪問ありがとうございます。事務局(F)

 障害のある人にとっては、交通機関の利用は難しい。
 情報が多過ぎる。
 読めない漢字でいっぱい。
 支援してくれる人もすぐには見つからない。
 一人で行きたいところに行くことが、簡単にはできない状況にある。

 以上のようなことが障害当事者の土本さんによる訴えだ。  
 土本秋夫氏の著述による第4回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

こうつうでも 自分(じぶん)たちが どこに いきたいか いっぱい かかれて いても わからなく なる。 
かんじに ふりがなを ふることです。

はじめて いくところは そのとちの 人(ひと)しか わからない。

ほっかいどうにも むずかしい ちめい が たくさん あります。

いっぱい じょうほうが ありすぎては わからないし、その せつめい する 支援者(しえんしゃ)が いなくて、もくてきが たっせい することができません。

交通(こうつう)きかんに しても 一人(ひとり)で どこに いくか ことばで つたえきれ ない ことも あります。

【引用終わり】



 障害のある人が望むところに行くことが容易にできない。
 交通機関が複雑である。
 特に、初めての所に行くには、支援者が必要だ。
 ガイドヘルパーがもっと利用しやすくなっているといいのだが。       
                 
(ケー)
 共生社会づくりのためには、障害者が街に出ることだ。
 障害者が積極的に街中に出ることができる環境が必要である。
 そのためにはガイドヘルパーがもっといないと。
 一人では外出も難しい人のために。
 そのための予算もないと。

 障害当事者の土本さんによる訴えである。  
 土本秋夫氏の著述による第3回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

こうぎの こえを あげることが むずかしい ことに つけこんで へらしている としか おもえない。

すくない おかね から こうつうひ を だすことが むずかしい なかまたちは がいしゅつ したくても がまん させられています。

そうげいの くるまを どうしても ひつよう とする ばあいも あるとおもうけど ガイドヘルパーを つかって こうつうきかん をつかい もっともっと がいしゅつ できる ようにして しみんの ひとに なかまたちが まちで いきている ことを しらせて いかないと りかいも されないと おもう。

ともに いきる しゃかい を つくるためには おおくの なかまたちが まちに でる かんきょうを つくる ことです。

【引用終わり】



 障害者が地域社会に受け入れられるには、障害者の存在を知ってもらうことである。
 もっと外出を促すインセンティブがないと。
 障害者も抵抗なく、外出できる機会をつくる。
 ガイドヘルパーはなくてはならない存在だ。
 ガイドヘルパーの活用が手軽にできるようなればいい。     
                 
(ケー)
 障害者や高齢者には、社会的なバリアいたるところにある。
 そのため、苦労したり、嫌な思いをしたりする。
 困っている事例もさまざま。

 障害当事者の土本さんによる訴えである。  
 土本秋夫氏の著述による第2回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

JRなどのでんしゃに のるときは かいだんが きゅうだし ながいこと おりたり のぼったり しなければ のるばしょ まで いけない。

かいだんや いくところの だんさが あったら つまづく こともある。

しょうがいしゃ だけでなく こうれいしゃ の ガイドヘルパー を ふやして いくべきです。

バスに のるときは りょういく てちょうを みせなければ だめだと いわれているけど 「これは なんですか?」ときかれた ときもある。

札幌市(さっぽろし)では ちてきの ふくし わりびき ウィズユーカードが へらされてしまった。

「よさん が ない」と きりすて られた。

まっさきに きりすて られるのは 自分(じぶん)たちや こうれいしゃです。

【引用終わり】



 障害者や高齢者のバリアに関する具体例を上記において指摘している。
 
 1. JRの階段は急で、長い。 ガイドヘルパーの増員を。
 2. 療育手帳について、一般の人の理解普及を。
 3. 福祉サービスを減らされて困る。    
                 
(ケー)
 知的障害のある当事者が現状における「バリア」について指摘している。
 乗り物を利用する時、いろんなバリアがあって困ると以下で述べている。 
  
 土本秋夫氏の著述による第1回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n365/n365009.html

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2011年12月号
バリア(かべ)とおもうこと
土本秋夫(つちもとあきお)

ひつようで てきせつな じょうほう が ほしい。

のりものが どこに いくのか わかりやすく かいて いくことです。

もくてきちの ばしょが わかりづらい。

きっぷも ひとりで かうのが むずかしく なっている。

なかまたちは きかいに よわい人(ひと)も おおい。

きかいで きっぷを かうときは さいしょ わからない。

なんかいも つかって ようやく わかるように なっても すぐに むずかしい きかいに かわってしまう。

きかいかが すすむと いっしょに いってくれる ガイドヘルパー を ひつよう とする ことが ふえてくる。

こうれいしゃ でも むずかしくて がいしゅつ そのものが バリアです。

【引用終わり】



 乗り物を利用する場合、切符を買うのが難しい。
 目的地まで料金がいくらかがわかりづらい。
 どこのボタン押せばいいのかわからない。
 慣れるまで大変である。
 一人で電車を利用するのが難しい。
 もっと利用しやすくしてほしいとの訴えだ。   
                 
(ケー)
 あべやすし氏の「情報の かたちを その人に あわせる、人の手を かりながら」 発表論稿を11回にわたって引用してきた。 
 障害者の情報保障に関する支援のあり方の内容であった。
 共生社会をめざすには、非常に重要な観点である。
 それも、障害者一人一人に合ったものが必要だ。
 オーダーメイドの情報保障である。
 また、障害者も「ちょっとまって」「わからない」と発信できることの重要性が指摘された。
 わからないものをわからないままにしておかない。
 適切な支援によって、障害者が地域社会で生活できるようにしなければならない。
 つんぼ桟敷におかないことが大事だ。
 どんな人も無視したり、排除したりしない社会が民主社会である。
 わかりやすい情報提供といった情報保障できる社会づくりでなければならない。  
                 
(ケー)
 「情報保障は社会参加の土台」であり、情報保障がなされないのは、社会からの隔離・排除となる。
 情報社会において、障害者も情報の受信・発信ができてこその民主社会と言える。
 
 以下、そのあたりの事情に関する記述である。 
 あべやすし氏の論稿からから第11回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.geocities.jp/hituzinosanpo/awaseru.html
あべやすし
情報の かたちを その人に あわせる、人の手を かりながら
ワークショップ「だれもが参加できる公正な社会をめざして―情報保障とコミュニケーション」(社会言語科学会 第30回 研究大会 2012年 9月1日。東北大学)発表論稿

おわりに

 情報保障は、社会参加するための土台です。
 情報が きちんと保障されないと、社会から隔離・排除されてしまいます。
 いろいろな意見を きくことが 民主主義の基本です。
 だから、いろんな人が情報を 発信できるようにして、その意見が たくさんの人に つたわるようにするべきです。

 いろんな人が「メディアを もつこと」(情報を 発信すること)が 大事です。
 また、「障がい者 制度改革 推進会議」や川崎市の「外国人市民 代表者 会議」のような 発言の場を つくることも 大事です。
 日本語以外の言語で 生活している人たちからの発信を、日本語に 翻訳していくことも 大事です。

【引用終わり】



 現在の情報社会において、障害者は取り残されている。
 この解決は容易でない。
 多様化・複雑化している情報社会で障害者向けのわかりやすい情報提供を実現すればいいか。
 個々に応じたオーダーメイドの情報提供が必要である。
 この重要性に多くの人が関心を向けることが求められる。  
                 
(ケー)
 障害のある当事者が述べたことばの引用である。
 当事者の能力を信じてもらえず、わからない人たちと決めつけられた。
 こうした状況の中で今まで生活させられてきた。
 与えられるままに生かされてきたのだ。
 こんなふうに決めつけないでほしいとの訴えを真しに受け止める必要がある。

 以下、そのあたりの事情に関する記述である。 
 あべやすし氏の論稿からから第10回目の引用である。 



【引用はじめ】

http://www.geocities.jp/hituzinosanpo/awaseru.html
あべやすし
情報の かたちを その人に あわせる、人の手を かりながら
ワークショップ「だれもが参加できる公正な社会をめざして―情報保障とコミュニケーション」(社会言語科学会 第30回 研究大会 2012年 9月1日。東北大学)発表論稿

4. 情報を 発信する 主体として

土本秋夫さんは、『ノーマライゼーション』という雑誌で、つぎのように かいています。

 いままで 自分たちは わかりやすい じょうほうを うけて いろいろなけいけん をして、 たっせいかんを える ことが すくなかった。

 いままでは じょうほうを 自分のものに することができず けいけん たっせいかんを うばわれてきた。

 おや まわりの人たちは なにも わからない と さいしょ から きめつけて なんでも かってに やってしまう。

 せつめい するのも めんどうと おもっている。

 けいけんも させない。

 せんたく することも させない。

 ちいき では すめないと きめつけている。

 かってに きめつけるのを やめてほしい(つちもと2011:32-33)。

 このような文章が、いろいろなところに のるようになれば、情報を わかりやすく つたえることの大事さを ひろく アピールできます。
 漢字の すくない文章、わかちがきをした 文章にも なれることが できます。
 この『ノーマライゼーション』という雑誌は、日本に 研修にきた 海外の障害者 4人のレポートを のせたことが あります(2000年 12月号)。
 レポートは、漢字と かなの文章も あれば、ひらがなと カタカナの文章も ありました。
 わかちがき してある文章が ほとんどです。

 漢字の すくない文章も、ひらがなだけの文章も、りっぱな日本語です。
 尊重されるべきです。

 だれもが 社会に うったえかける主体として みとめられる 必要が あります。
 どんな表現の かたちでも、社会に うったえかける ことばとして、みとめられる 必要が あります。

【引用終わり】



 障害のある当事者の表現を受け入れる社会が求められている。
 彼らのさまざまな表現を認め、わかろうとすることが社会である。 
                 
(ケー)

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